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ちょっとしたお話

時には命を奪うこともある「熱中症」。暑い時期はこの言葉を耳にしない日はないですよね。

夏場に起こると思われがちですが、どんな季節でも条件が揃えば起こりうる可能性が高いのが熱中症になります。

ワンちゃんの平熱は犬種や年齢にもよりますが、約37.5~39度程度です。人間よりも高いものの、40度を超えると危険な状態で42度超になると死の危険があります。

ワンちゃんはだるさや吐き気といった症状を言葉で訴えられないので、飼い主さんが少しでも早く異変に気付いてあげることが重要です。

今回は熱中症について、症状やいざというときの対処法、そして一番大切な予防法をご紹介したいと思います。

 

☆熱中症の要因

気温の高い場所、過度な運動などにより発症します。犬はもともと汗腺がなく汗をかかないので、ハァハァと荒い呼吸をすることで体温を下げようとします。

しかしこれは、人間にとって炎天下で小さなうちわを使ってあおぐレベル。ほとんど効果はありません。夏場のお散歩や室温管理など、十分な注意が必要です。

また、夏場に限らず、トリミング時のドライヤーの熱によって引き起こされたり、冬場、暖房の効いた部屋で過剰に興奮することで熱中症が引き起こされることもあります。

また、「多湿」の場合も注意が必要です。お散歩前は、気温だけでなく湿度もチェックしてから行くように心がけましょう。

他にも、短頭種(パグやブルドッグ、ペキニーズなど)・肥満・大型犬・心臓や呼吸器の病気があるワンちゃんなどは、さらに熱中症のリスクが高くなる傾向があります。

 

☆症状

【初期】 ・体が熱い ・呼吸数や心拍数が増える(速くなる) ・ゼェゼェと呼吸音が大きくいつもより荒い ・よだれが多い など

【重症化】 ・ぐったりしている ・舌や歯茎の色が青くなる(チアノーゼ) ・嘔吐や下痢 など

熱中症の症状は、体温の上がりすぎと脱水の影響で全身の細胞が障害を受け、正常に機能しなくなることであらわれます。ワンちゃんの平熱は約37.5~39度ですが、42~43度を超えるような高体温になると、多臓器不全となり命に関わることもあります。

熱中症に対しては、初期症状に早く気が付くことが大切です。言葉で訴えることができないワンちゃんの異変にいち早く気づくことが重要になってきます。

 

☆応急処置

熱中症とみられる症状がみられたら、病院に連れて来て頂く前にできるだけ早い対処が必要です。

まずは体を冷やすこと、もし水を飲むようであれば、水を与えることが応急処置になります。

・涼しく、換気のよい場所に移動させる

⇒屋外であれば、日陰などの風通しがよい場所。屋内であれば、エアコンがきいている部屋に移動させてください。+扇風機やうちわなどでワンちゃんの体に風を送るのも効果的です。(風を送る前に、できれば水道水で体を濡らしておくとより良いです。冷たすぎるお水は体を冷やしすぎてしまうので避けて下さい。)

・お水を飲ませる(飲まない場合は誤飲の恐れがあるため、無理に飲ませないようにしてください。 )

・保冷材や氷、水を入れた氷嚢で首・わきの下・内ももなど太い血管が通っているところを冷やす

⇒体を冷やし過ぎるのはNGです。肛門で体温を測る場合、平熱になるまで体温を下げると、その後も体温が下がり続け、体の冷えすぎが起こります。体が冷えすぎると、冷えた体を温めようと血管の収縮や「シバリング(※)」と呼ばれる体の震えが起こります。これでは逆効果になってしまうので、水や氷を使う場合は注意しましょう。(下の図をご参照ください。 )

※シバリング・・・体温が下がった時に筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象のこと。

☆予防法

・飲み水をこまめにチェック

⇒脱水を防ぐことも、熱中症を引き起こさないためのポイントです。飲み水がなくなっていないかこまめにチェックしたり、お水の量を増やすなどの工夫をしましょう。

・ワンちゃんに適した温度、湿度を心がける

⇒ワンちゃんに適した環境は、室内の温度は25~28度、湿度は45〜65%だといわれています。必要に応じてエアコンや扇風機を使用し、室内の換気を行うなど、室温と湿度の調整を心がけてください。お留守番をさせるときもエアコンは必ずつけるようにしましょう。

ただし、ワンちゃんが暑がるからとエアコンの設定を低くするのは注意が必要です。冷気は、室内の下側に滞留するので、温度が低すぎると、犬が体調不良を起こす可能性もあります。

・お散歩や外出は涼しい時間帯を選ぶ

⇒朝晩の涼しい時間帯に行くようにしましょう。お散歩に行くときは、一度アスファルトを手で触ってみてください。高い気温、強い日差しだけではなく、輻射熱(ふくしゃねつ)と呼ばれる、熱くなったアスファルトから放出される熱で、低いところはより温度が高くなっています。

(下の図をご参照ください。)

ワンちゃんは靴も履かず、人よりも低い位置を歩きます。輻射熱のことも頭にいれ外出するように心がけましょう。

また熱中症の症状があらわれたときのために、飲み水・保冷剤・タオル・うちわなどを持ち歩くと安心です。

《外飼いの場合は日陰や換気を意識しましょう》

外飼いの場合、近くにいても常にワンちゃんの状態をみることはできず、体調の変化に気が付きにくくなるので、飲み水の交換を兼ねて2~3時間に一度は様子をみるようにしましょう。外飼いのワンちゃんの最善の熱中症対策は、可能であれば家の中の涼しい場所に入れてあげることです。

外飼いのワンちゃんが長い時間を過ごす犬小屋については、次のようなことに注意してみてください。

・犬小屋を日陰のある涼しい場所に移動させる

⇒お庭などに日陰がない場合は、簾やタープなどで日陰を作ったり小屋内の通気性をよくしてあげてください。

・犬小屋の周辺に打ち水をする

☆まとめ

熱中症は1年を通して起こりうる可能性があり、重症化すると命を落とす危険性もあります。予防法や応急処置を頭にいれ、いざというときに対処できるようにしておくと安心です。

また先ほどもお伝えしたように、熱中症は多臓器不全を引き起こす恐れがあるため、様子が落ち着いたようにみえても臓器がダメージを受けていて体調が急変することもあります。そのため、飼い主様で判断せず一度病院に連れてきていただくことをオススメします。

 

文責:清田(いぬと暮らす、ねこと暮らすより引用)

 

 

2020年 8月 28日 掲載

家族でご飯を食べているとねだってくるのでついついあげてしまう、、。

家に帰ったらチョコレートの袋がぐちゃぐちゃに荒らされていた!なんて経験はありませんか?

私たちが普段食べているものでも犬や猫にとっては毒になる食べ物は多くあります。

そこで今回は誤食すると特に危険なもの、与えない方がいい食べ物をご紹介します。

 

〇中毒の危険が高い物

 

・チョコレート

チョコレートが食べてはいけないものというのは有名なので皆さんも知っているかと思います。チョコレートに含まれているメチルキサンチン酸、カフェイン等の化学物質が中毒の原因になります。これらの物質はコーヒーや栄養ドリンク、コーラにも含まれていますので犬猫がいる空間で飲むときは注意が必要です。

症状として嘔吐、下痢、興奮、失禁、けいれんなどがあげられます。

苦みの強いもの(ビターチョコなど)の方が危険性が高いと言われており、接種後4~15時間でこれらの症状が出てきます。

 

・ネギ類

ネギ類(タマネギ、長ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなど)に含まれる有機チオ硫酸化合物という物質が原因で、赤血球膜を破壊し数日後に貧血症状が表れます。

熱処理を行っていても毒性は消えません。そのため、その煮汁を与えることも禁忌です。

 

・キシリトール(ガム、キャンディーなど)

キシリトールを摂取するとインスリンが大量に放出され接種後30~60分程度でまず低血糖に陥ります。それに伴い嘔吐、運動失調が生じます。

どの中毒にも該当しますが、中毒症状が出る摂取量には個体差があり、ガム1粒で死亡した例もあります。このくらいなら大丈夫だろう、と思わず最低でも1時間は普段と変わりがないかよく確認してください。

 

・ブドウ、レーズン

犬がブドウやレーズンを摂取すると、急性腎不全を呈して死に至ることがあります。

生のブドウと比較してレーズン(干しブドウ)の方が中毒症状が出やすいと言われています。

なぜブドウやレーズンによって中毒が起こるかまだ解明されておらず、どれだけの量で中毒になるかも分かっていません。

しかし、犬でわずか10g(ブドウ1粒程度)の摂取で急性腎不全を起こした報告もあります。少しなら大丈夫、、、と思わず食べさせないようにしましょう。

 

・ユリ

ユリは非常に危険な観葉植物です。

ユリを摂取すると12時間以内に嘔吐、多飲多尿、 食欲不振を引き起こします。それらの症状はいったん治まり一見問題が改善したように見えることがあります。

しかしその後24~96時間以内に腎不全を発症します。

多くの場合致死性で、救命できたとしても慢性腎不全を患います。

花粉だけでも危険ですのでユリがある場所には近づかない、もし頂いた花束にユリが入っていれば、絶対に届かない所や入れない部屋に置くようにしましょう。

 

・ナッツ類

ナッツ類は脂肪が豊富なため肥満の原因になるだけでなく、下痢、嘔吐を引き起こすこともあります。また、シュウ酸を多く含んでいるため結石形成の原因にもなります。

マカダミアナッツは何が中毒成分かは分かっていませんが中毒症状を起こすこともあり、より注意が必要です。

 

 

〇中毒成分はないが注意が必要な食べ物

・牛乳

離乳期をすぎると牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が低下するため、乳糖を分解できず下痢を起こします。乳糖は過熱しても分解されないため、ホットミルクも良くありません。

乳製品の中でも、チーズやヨーグルトは加工する過程で乳糖の一部が分解されるため、下痢を起こすリスクが軽減されます。しかし、人間用に加工された味の濃いチーズやヨーグルトは健康を害する恐れがありますので、犬猫用に作られたものをあげるようにしてください。

 

・レバー

レバーは貧血予防や皮膚や骨の免疫を高める効果があり、健康に良い食材といえます。

ただ火を通して食べさせることと、与える量、回数に気を付けましょう。

レバーを食べすぎるとビタミンA、ビタミンB過剰症を引き起こすことがあります。

多くても週に一回程度がいいでしょう。またビタミンA過剰症を防ぐためにもビタミンAが一番少ない牛レバー(豚,鶏の1/10程)を与えるのが望ましいです。

そして、生のレバーは細菌や寄生虫が住み着いている可能性が高いので必ず火を通してから与えるようにしてください。

 

・ほうれん草、小松菜、バナナ、タケノコ、お茶

これらの食べ物はシュウ酸が多く含まれており、持続的に摂取していると尿路結石ができやすくなります。

本来であればシュウ酸は腸内でカルシウムと結合し便と一緒に体の外へ排出されるのですが、シュウ酸の量が多いと余った分は尿の中に出てきます。尿の中でカルシウムと結合すると石のような塊となり尿管を詰まらせたり腎障害が起こることもあります。

シュウ酸は水溶性の為、ゆでてからあげる手もありますが、3分間ゆでた時のシュウ酸の除去量は30~50%程と言われており、完全に除去できるわけではありません。尿石予防のためにはやはりあげない方が確実です。

 

〇誤って食べてしまった時は…

もし中毒性のあるものを食べてしまったら、特に症状が出ていなくてもかかりつけの病院に連絡し診察を受けてください。

その時、何をどれくらい、何時頃に食べたかスタッフに伝えてください。

来院までに嘔吐、下痢はないか、貧血症状がないか(歯茎が白い、舌が紫色)痙攣は起こしていないか等よく観察して頂き、いつもと変わった様子はないか注意して見ていてあげてください。

中毒性はなくても人間の食べ物や今まで食べた事の無い物を食べた時は嘔吐や下痢がないか、かゆみはないか(アレルギー反応)注意して見ていてあげてください。

すぐに症状が治まれば特に問題はありませんが、続くようであれば診察をお勧めします。そしてそういった症状が出た場合、以後口にしないようにしてください。

ふと目をそらした隙に盗み食いをされてしまったり、棚にしまっていたはずなのに漁られてしまったなんてこともあります。`中毒性のあるもはペットのいるところでは食べない‘ `扉に留め具を付る‘等工夫をし愛する家族を守りましょう。

2020年 7月 29日 掲載

6月から猫ちゃん限定の健康診断キャンペーンを行っているので、

今回は猫ちゃんに多い病気を紹介したいと思います(^^)

 

●猫泌尿器症候群(FUS)

猫泌尿器症候群(FUS)とは、特定の病名ではなく、尿路感染症、尿石症、特発性膀胱炎などに
よる膀胱や尿道の病気全般をさします。猫ではもっともよく知られた病気のひとつで、
実際当院の健康診断でも、″隠れ尿石″が見つかる子が多くいます。

◇主な症状
血尿、頻尿(少しずつ頻繁に排尿)、失禁、決まった場所以外で排尿など。
オスの場合は尿道に結石などが詰まりやすく、尿が出にくくなると重症化することが
よくあります。

 

●慢性腎臓病

慢性腎臓病は高齢猫のもっとも代表的な病気のひとつで、
7歳以上から徐々に発病率が増加し、
15歳以上になると、3頭に1頭が抱えている病気と考えられています。

腎臓病は治すことができませんが、早期発見で腎臓機能の低下を遅らせたり、

今の機能を少しでも維持する治療をすることができます。

◇主な症状
体重減少、多飲多尿、嘔吐、元気食欲の低下など。

 

●甲状腺機能亢進症

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて起こる病気で、7歳以上であれば特に珍しい病気ではありません。

主に甲状腺の良性腫瘍が原因で起こります。

猫自身は食欲旺盛で活発に動き回るため、一見して発症がわかりにくい病気です。
飼い主さんの中には、病気だと気づかずに「高齢の割には元気」だと捉えている方もいらっしゃいます。

◇主な症状

体重減少、元気食欲の低下または増加、多飲多尿、
嘔吐、下痢、活発な行動、興奮など。

 

●歯肉口内炎

猫には特有の口内炎がよく見られ、発病率はおよそ6〜7%とされています。
口腔の奥の粘膜に潰瘍や増殖を伴う炎症病変が形成されます。
原因として口腔内細菌やウイルスの感染、免疫反応の異常などが推察されていますが、
明確にはわかっていません。

当院の健康診断では可能な限り口腔内も見させていただいているので、

口内炎なども見つかりやすくなります。

◇主な症状
口を気にしてしきりに動かす、前肢で口を引っ掻く、よだれをたらす、
餌を食べるときやあくびをした時に痛がる、毛並みが悪くなる、
食欲が低下する、痩せてくるなど。

 

これから、暑くなってくるので夏バテなども心配ですよね(^^;

定期的な健康診断をすることにより、病気の早期発見にもつながります!

ご希望の方はスタッフまで(^^)

文責:齋藤

2020年 6月 16日 掲載

今回は猫ちゃんの寒さ対策についてお話ししたいと思います。

☆はじめに

猫はコタツで丸くなる~♪と童謡にも歌われているように、猫ちゃんは寒さに弱いイメージがありますが本当にそうなのでしょうか?

個体差はありますが、一般的に長毛種は寒さに強く、短毛種は寒さに弱いと言われています。

また、筋肉量の少ない子猫や老猫、痩せた猫、運動嫌いであまり動かない猫は寒さに敏感です。

様子をみて、それぞれにあった対策が必要となってきます。猫ちゃんがお家で快適に過ごせるように寒さ対策を万全に行っていきましょう(^^)

 

☆猫ちゃんが寒いときに見せるサイン

では、猫ちゃんは寒いと感じたときにどのようなサインを見せるのでしょうか?

●身体を丸める

猫は寒さを感じると身体を丸めて寝ます。これは身体の表面積を減らし、熱が逃げていくのを少しでも防ごうとする本能的な行動です。

●毛を逆立て、身体を膨らませる

猫は寒さを感じると、自分の毛を逆立て、身体を膨らませることで、被毛の隙間に空気の層(保温層)を作り出し、体温が逃げていくのを防ぎます。

おとなしくしているのに、身体中の毛が逆立っていたら、寒いと思ってあげてください。

●くしゃみをする

猫も寒いと、くしゃみをすることがあります。

単発のくしゃみであれば、温かくしてあげればおさまるでしょうが、もし猫風邪などをひいている場合は連続でしたり鼻水が伴ったりします。様子がおかしかったら受診して、しっかりと治療してあげてください。

●震える

猫は寒さを感じると身体をブルブルと振動させ、体温を上げようとする事があります。相当寒いと感じているので、早く温めてあげましょう。特に留守番時に、家の中が冷えすぎないように注意してください。

上記のような行動がみられたら、猫ちゃんが寒いと感じているサインです。一度、お部屋の温度を見直してみましょう。

 

☆猫ちゃんにとって快適な温度と湿度は?

猫の平熱は38~39度程度と人間よりもやや高めで、子猫はそれよりも少し高く、老猫は少し低くなっています。

猫の適温についてはいろいろな説があり、幅は広くなってしまいますが一般的に、猫が快適だと感じる温度は18~26度と言われています。

なので、人間にとっての適温とほぼ同じです。老猫の場合はそれより少し上げて、+2~3度くらいがちょうど良い温度です。
生後間もない子猫の場合は、母猫の体温と同程度の温かさを維持する必要があります。ただし子猫はあまり動き回らないので、子猫のいるスペースのみを湯たんぽなどで保温し、冷気が入らないようにパネルやダンボールで保温してあげましょう。活発に動けるようになったら、成猫と同じ環境で大丈夫です。

好きな温度にもそれぞれに好みがあり、低めが好きな猫もいれば、暖かければ暖かいほどいいという猫もいます。

わが家の猫がどのくらいの暖かさが好みか、観察してみてください(*^^*)

また、温度と同様に重要なのが湿度です。人間も空気が乾燥するとウイルスに感染しやすくなりますが、猫も同様です。50~60%の湿度をキープするように、お部屋の環境を整えておきましょう。

さらに注意が必要なのが、温度差です。飼い主さんが在宅中は適温なのに、外出中はエアコンを切るので寒い……。これでは、猫は体調を崩してしまいます。10度以上の温度差には要注意。外出中もエアコンをタイマーで作動させるなど、できるだけ温度変化を少なくしてください。

 

☆低温やけどに要注意!!

低温やけどとは、40~50度の、体温より少し高めの温度の物体に長い時間触れていることで起こるやけどのことです。

人間と比較すると、猫は低温やけどになりやすい傾向があります。
猫の平熱は38~39度と、人間よりもやや高くなっています。また皮膚が厚く、体毛がミッシリ生えている猫は、人間よりも熱さを感じにくくなっています。つまり、猫は人間よりも熱さに「鈍感」なのです。

熱があたりすぎないように、ストーブにはカバーやチャイルドガード等を設置したり、定期的にこたつ布団をまくり上げて冷気を入れたり、ホットカーペットの上に厚手のカバーをかけたりするなど、状況に応じて工夫してください。

暖房器具を使用する時期は、皮膚の状態のチェックを細かくしてあげてください(^O^)

 

☆おわりに

猫ちゃんの寒さ対策いかがだったでしょうか?

お部屋の中を快適な環境にして、飼い主さんも猫ちゃんも、寒い冬を元気に乗り切りましょう☆☆

 

 

文責:清田

(いぬと暮らす、ねこと暮らすより引用)

 

 

 

 

 

2019年 12月 06日 掲載

お散歩中、夢中になって草をたべるワンちゃんは多いようですね。

なぜ草を食べるか?そもそも食べても大丈夫なのか?

考えられる原因や注意点をいくつかご紹介していきます。

 

1.  なぜ草を食べるのか?


体調管理

草を食べているところをよく見ると、何でも食べているのではなく、イネ科の細長い草を選んで食べている事が多いですよね。この形状から草が胃を刺激し嘔吐することで胸やけや消化不良を解消していると言われています。

草を食べた後に嘔吐することはよくありますが、草を食べるから嘔吐するのではなく、嘔吐するために草を食べているのですね。

また、草を食べることで善玉菌を増やして腸内環境を整えたり、繊維質やミネラル不足を補ったりしているといった説もあります。

 

遊び

草が切れるブチブチとした感触が好きで遊びの一環としている子もいます。

お散歩から帰りたくなく、飼い主さんの足を止めるためにしている子もいるようです。

このような子たちは草をちぎってはいますが咀嚼し飲み込むことは少ないです。

他には単純に草の味が好きで食べている子もいます。

 

2.注意すること


除草剤

草自体に問題がなくても除草剤がかかっているものは危険です。

除草剤の種類によって症状は異なりますが、目や皮膚への刺激による痛みやかゆみ、

摂取したことによる痙攣や食欲不振が起こる場合もあります。

お散歩中やお散歩後にそのような症状が出た時はすぐにお近くの動物病院で診察を受けてください。

お家の庭を歩かせるときは除草剤を撒いたところは避けるようにしましょう。また、公園などに除草剤が撒かれるときは多くの自治体が周辺住民に事前に知らせるようにしています。そういった知らせがあったところにはしばらくは立ち入らないようにすることをお勧めします。

 

中毒


食べても良い草、ダメな草は本能的に嗅ぎ分けていると言われていますが例外もあります。

道端や公園によく生えている毒性のある植物をいくつかご紹介します。

 

1.パンジー

2.スズラン

3.ツタ・アイビー

4.ツツジ・サツキ

5.アジサイ

6.チューリップ

7.ユリ

8.アサガオ

 

 

この他にも毒性をもった植物はたくさん存在します。

むやみに食べさせないように気を付けましょう。

このような植物を食べると嘔吐、下痢、痙攣、過呼吸や不整脈を起こすことがあります。

いつもと様子が違うなと思ったらすぐに近くの動物病院かかかりつけの動物病院で診察を受けてください。

 

 

3.最後に


草を食べることを自体は決して悪い事ではないですし、食べた後嘔吐してもそこまで心配する必要はありません。しかし異常なほど草を食べる子には注意が必要な場合もあります。

寄生虫がいたり、肝臓や腎臓などの内臓障害があったり、精神的なストレスを抱えている場合もあります。

いつもと違う行動は体の異変のサインであることが多いです。

些細な変化に気がつけるよう普段から注意してみていてあげてください(^^)

文責:林

(わんちゃんホンポより引用)

2019年 10月 30日 掲載

猫ちゃんの模様って沢山のバリエーションがありますよね(*´ω`*)

どの模様もとても可愛くて魅力がありますが、実は模様によって性格が違ってくると言われています。

今回は猫ちゃんの模様・性格について紹介していきたいと思います!

※種類が多かった為、2回に分けて書かせていただきますm(__)m

☆白

独占欲が強く、飼い主に甘えたがる一方、他の猫に対してはとても強気な態度を見せます。

性質としては繊細でクールな一面があり、自然界では目立つ色であることから

警戒心が強くなったと言われています。

「白猫」の画像検索結果

 

☆黒

とても人懐っこい性格です。甘えん坊で穏やかで頭のいい子が多いです。

白猫とは反対にあまり目立たないせいか、警戒心も弱めです。

但し赤系の遺伝子を持つ子は警戒心が強い性格になることがあります。

「黒猫」の画像検索結果

 

☆グレー

血統ごとに性格は異なりますが、一般的には落ち着いた性格をしています。

また繊細でナーバスな一面があり、心を許した相手にしか懐かない傾向があります。

ちょっとツンデレっぽいですよね(笑)

「グレー猫」の画像検索結果

 

☆キジトラ

猫の原型となった模様だと言われています。

警戒心が強いものの、一度懐くとべったり甘えん坊に。 あちこち動き回る性格なので

長時間抱っこされるのは好まないようです。懐いてくれたからといって構い過ぎないように気をつけましょう(^^;

「キジトラ猫」の画像検索結果

 

☆サバトラ

性格は大きく2つに分かれ、おっとりして人懐っこいタイプと、警戒心が強く慎重なタイプに 分かれることが多いです。

タイプごとのペースにあわせて接してみましょう!

関連画像

 

☆茶トラ

人懐っこく甘えん坊で活発です。また食欲旺盛なのも特徴です。

デリケートな一面がありますので、遊びや食べ物の好みを把握しておくと良いでしょう。

「茶トラ」の画像検索結果

 

今回は6種類の猫ちゃんを紹介させていただきました!残りはまた次回書かせていただきます(=^・^=)

 

文責:渡邉(看護師)

みんなのペットライフから引用

2019年 9月 02日 掲載

今回は、わんちゃんの老化について考えてみたいと思います。

高齢期になると、見た目や行動に色々なサインが現れます。

長年一緒に暮らしてきた愛犬が若い頃とは少しずつ変わってくる。

少し切なくなりますが、ともに重ねた時間はとても大切なものですよね(^_^)

そんな大切な愛犬だからこそ、老化のサインを受け取って、しっかりとケアをしてあげましょう。

 

〈わんちゃんの老化〉

老化の始まりは、だいたい大型犬で7歳くらい~、小・中型犬で9歳ぐらい~と言われています。

 

☑老化のサイン

マズルや顔の他の部分に白い毛が出始める

一番最初にわかりやすく出てくる老化のサイン。

白い部分の増えたシニア犬のお顔は優しくて、子犬とは違う愛らしさがありますよね(^^)

(マズルとは、の口の周りから鼻先部分のこと)

 

食べ物の好き嫌いが増え、小食になる

人間と同じように、わんちゃんも年を取ると食の嗜好が変わったり、

あまりたくさん食べれなくなったりします。

若い頃と同じだけ食べさせてしまうと老化によって基礎代謝が落ち運動量も少ないため、

肥満になる可能性が高くなります。

肥満は内臓系の病気だけでなく、関節にも負担が掛かります。

フードをシニア用に変えたり、適切な量を加減するなど対策をしてあげましょう。

 

トイレの回数が増える

わんちゃんは年をとって来ると、長い間オシッコを我慢することが難しくなってきます。

外に出す回数を増やしたり、トイレシーツをまめに交換するなど気を付けてあげましょう。

色の薄いオシッコが大量に出るようになった場合は腎臓の病気や糖尿病も考えられます。

早期に病院でチェックしてもらいましょう。

 

名前を呼ばれたり、物音がしても反応が薄くなる

わんちゃんが老化により、耳が遠くなってきたサイン。

名前を呼んでも反応してくれなくなってしまうのは寂しいことですが、

外からの刺激に過剰に反応する必要がなくなるのはシニア犬にとっては心の安らぎでもあります。

 

愛犬の老化のサイン、いつもと違う変化にいち早く気づいてあげることで早めに対処していくことができます。わんちゃんにとって頼れるのは飼い主さまだけなので、しっかりサポートしてなるべく一緒にいる時間を増やしてあげましょう(^^)


文責:齋藤

(わんちゃんホンポより引用)

2019年 7月 25日 掲載

今回は子宮蓄膿症という病気についてお話させていただきます。

☆子宮蓄膿症とは☆

細菌感染により子宮内に膿がたまってしまう病気です。

一般的には避妊手術を行っていない高齢の犬に多く,発生頻度は少し下がりますが猫にも起こります。(若齢でも起こる可能性はあります。)

発見が遅れると、死に至ることもある恐ろしい病気です。

●子宮蓄膿症の主な症状

多飲多尿、食欲低下、元気消失、嘔吐、発熱、腹部膨満(お腹がはっている)、陰部から膿や血が出る、陰部を気にしてなめる

初期段階では無症状のことが多いですが、進行するにつれ上記のような症状があらわれてきます。

5~6歳くらいから発症しやすく、発情後1~2か月で起こりやすくなっています。

●子宮蓄膿症の治療法

子宮蓄膿症の治療は手術が一般的で、子宮と卵巣を摘出する方法がとられます。

しかし、心臓や腎臓が悪く外科手術や麻酔のリスクが高い場合や、若くして子宮蓄膿症になり今後の妊娠をどうしても希望する場合などは、抗生剤投与や輸液など内科的な治療を行うこともあります。

しかし、内科的治療法は次の発情時に病気が再発する恐れがあり、手術で子宮をとらない限り完治することはありません。

 

動物さんの変化に早めに気づいてあげることも大切ですが、子宮蓄膿症は避妊手術を行うことで防ぐことができる病気です。

大切な愛犬・愛猫の健康を守るためにも一度、避妊手術についてご検討してみてはいかがでしょうか。

 

文責:清田

 

※以下症例画像を掲載してあります。ご注意ください。※

 

 

 

 

 

 

 

↓正常な子宮↓                     ↓膿が溜まり膨れあがった子宮↓

 

 

2019年 6月 21日 掲載

 

今年も、フィラリア予防のシーズンが始まります。

フィラリア症は、蚊から感染したフィラリアがワンちゃんネコちゃん(時にフェレットさんにも)の心臓に住み着いて悪さをする、命に関わる病気です。

いちど心臓に住み着いてしまうと、治療も難しいため、予防がとても重要になります。

 

ワンちゃんは毎年、フィラリアの駆虫薬を飲ませ始める前に、すでにフィラリアに感染してしまっていないかどうかの血液検査が必要です。

というのは、フィラリアの駆虫薬は、フィラリアが心臓にたどりつく前の段階のフィラリア幼虫を安全に駆虫してくれるお薬ですが、すでに心臓に住み着いたフィラリアが産みだした子虫達が血中にいる場合、駆虫によるショック反応などの副作用が起こってしまう恐れがあるからです。

必ず検査をしてから飲ませてあげて下さいね。

 

ネコちゃんの場合はフィラリアに対する抵抗が強く、感染してしまっても少数寄生で、血中に子虫が出ることもまれなため血液検査はいりません。

ですが、少数寄生でも重篤な呼吸器症状を起こすことがあるため、予防はしっかりしてあげることがお勧めです。

猫ちゃんの場合は、首すじに垂らすタイプのお薬があります。

 

ワンちゃんもネコちゃんも、予防期間としては、蚊が出始めた1ヶ月後の4月末ごろ~蚊がいなくなった1ヶ月後の11月末ごろまでとなります。

この期間、1ヶ月に1回(合計8回)駆虫薬をあげることで、ほぼ100%の予防効果が期待できます。

毎年忘れずに予防してあげて下さいね。

 

文責:竹内

2019年 3月 18日 掲載

わんちゃんは嬉しいときや興奮しているときしっぽをふることは聞いたことがあると思いますが、

ねこちゃんのしっぽはどうでしょう!(^^)ねこちゃんもしっぽで感情をみることができます。

 

しっぽがピンと立っている

うれしいときや甘えたいとき

機嫌がいいときなので、尻尾をピンと立てながら歩いているときは

うきうき・ワクワクしている証拠です。

そのようにしてスリスリ寄ってきてくれたらいっぱい甘えさせてあげてください♪

 

座ってしっぽをゆっくり振る

今日は何をしようかな~と考えているとき

のんびりと次の行動を決めているのをみてこちらも

どんな可愛い行動をしてくれるのか気になってしまいますね(^^)

 

しっぽを足の間にしまう

恐怖を感じたとき

うずくまって体も小さくし、「攻撃しないで」と全身でアピール。

優しく声をかけたり、撫でたりして安心させてください

 

しっぽをバタバタ振っている

イライラしているとき

わんちゃんと違って機嫌が悪いときにしっぽを振ります。

しっぽの振り幅が大きいほど怒り度が高いです。

落ち着くまでそっとさせてあげましょう(´ω`*)

 

今回あげたしっぽの動きは、ねこちゃんのしっぽによる代表的な感情表現です。

ねこちゃん同士では、人間には気付かないもっと細かいしっぽを使った猫語があるかもしれません。

しっぽを垂直に上げることが好意的な表現というのがわかったのは、

実は1990年代になってからだそうです。

ねこちゃんのしっぽの役割や感情表現などを理解し、

日々の生活に活かすことができたら、更によりよい関係が築いていけるのではないでしょうか(^^)

 

文責:齋藤

(ねこちゃんホンポより引用)

2018年 10月 02日 掲載