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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

東洋医学よもやま話

こんにちは! とうとう、梅雨に入りましたね!  

今回は前回のお灸の話の続きを書く予定でしたが、梅雨に入ったので梅雨にまつわる話(食べると良い食材)の話をさせて頂いた後、次回お灸の話をしたいと思います。

人では、梅雨に入ると体調を壊す方が結構います。それは主に低気圧や湿気のせいだと言われていますが、女性では女性中75%、男性では男性中25%いると言われています。(・・因みに犬や猫で、男の子と女の子の比率は私は分かりませんが・・。)

それでは梅雨についての話に入りますね。
先ず、梅雨は五行で言うところの、土の行になります。
そのところの「気」は、「湿」です。
中医学では、「湿」によって身体に弊害が出ることを『湿邪』が原因である。と言います。
この時期は、湿気による『湿邪』と共に、暑さも加わって、非常に蒸し暑くなります。
体調は、というと土の列の「胃」に「脾」と書いてある通り、主に胃と脾に負担が掛かります。(消化器の問題以外では、関節痛や人では頭痛など痛みに問題が出ることが結構あります。それは自律神経のバランスが崩れることに因ると言われています。)

五行の図

さて、それでは胃や脾に優しく、以下のような目的の食材を使って身体を整えてあげると、なるべく良い体調で過ごして頂けると思います。

  1. 胃や脾に良いもの・・絶対にお勧めなのが、棗(ナツメ)です!
    • 棗;ナツメ(これは、本当に脾臓に良い!また、胃や脾を補うだけでなく、気も上げる。消化器が弱っている時、疲れている時にお勧め。また精神安定作用もある。不眠にも有効。基本的にナツメ自体は身体を温める作用あり。)
      その他、米、トウモロコシ、長芋、カボチャ
  2. 身体のむくみを取る食材
    • ハト麦(むくみを取る作用と脾にも良い。そしてほてった身体を冷やす。)
      トウモロコシの髭(むくみを取る他、利胆作用といって、胆汁の分泌を促進したり、流れを助ける働きがある。その他血液中の脂質を抑える働きあり。)、トウモロコシ、小豆、黒豆、緑豆、スイカ
  3. 暑さ対策・・身体を冷やす食材
    • ハト麦、キュウリ、セロリ、アスパラ、オクラ、青梗菜(チンゲンサイ)、冬瓜(トウガン)、ナス、海苔、昆布、馬肉など・・
      ※逆にこれらを食べさせ過ぎて身体が冷えすぎないよう注意!!

梅雨時は、『湿邪』のせいで、気が滞ったり、暑さ以外でも逆に冷えたり、めまいやお腹が張ったり、食欲が落ちたりもします。

そして「湿」である水分の性質として、水は下に流れるので、人なら下半身が重だるくなり、頭も身体も重く感じます。そして身体もむくんだりしますよね。そういう場合には上の食材を使って頂くと良いですね~・・。

また先ほどもお伝えした通り、身体の痛みは、自律神経(交感神経と副交感神経)のアンバランスから起こると言われています。

それはどうしたら良いかというと・・人なら大股で早歩きをするとか、熱いお風呂に浸かった後、足先や手先に冷たい水をかけると良いと言われていますが、動物はそんなことなかなか出来ません。

そこでお勧めなのが、お灸です! お灸は湿邪など、季節の影響を受けた時の不調を最小限にとどめます。是非、お試しくださいね~!!

◇◇◇

ムンちゃん後ろ足の腫瘍のムンちゃん。

数年前に後ろ足の指に腫瘍ができて、その時に他院で治療をして、その後元気で走り回っていました。ですがひと月前に膝に腫瘍があることが分かって、今通院してくれています。
ムンちゃんは、「café de桜」という喫茶店の看板娘です。

今も結構なおてんば娘です。いつまでも元気なムンちゃんでいてくれるお手伝いをしたいと思っています。

2020年 6月 22日 掲載
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