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東洋医学よもやま話

『風邪&湿邪が身体に及ぼす影響』  

お灸の話の前に、今の季節が動物や人に及ぼす影響について、お伝えしたいと思います。
一年の気候の条件を「六気;ろっき」と言います。
それらは、「風・寒・湿・暑・火・燥」ですが、これらが原因となって、病気になることを「六淫;ろくいん」と言います。 「六淫」は、「六気」のそれぞれに「邪」の字をつけて、「風邪;ふうじゃ」「寒邪;かんじゃ」「湿邪;しつじゃ」「暑邪;しょじゃ」「火邪;かじゃ」「燥邪;そうじゃ」って言います。
※「六淫」のうち、最も病気を起こし易いのは、「風邪」「湿邪」「寒邪」です。

先日のよもやま話(4月3日)に書きましたが、春は「風邪」の時期なので、その影響を受けて、肝臓や胆嚢が弱ったり、涙目になったり、てんかん発作が起きたりします。

もともと風の性質は上に上がり易いので、上半身の病気が多いのと、風なので、よく動く・・例えば高齢の子の「関節痛」であれば、こないだまで後ろ足を痛がっていたのに、今日は前足を痛がっていたりして、痛みの場所が動くことがよくあります。

ところで、雨による湿気のことを「湿邪;しつじゃ」と言います。
今の時期、晴れの合間に梅雨の様に雨が結構降りますよね・・。
そしてついこの間、桜が満開になる辺りは「花冷え」という言葉があるように、結構寒かったですよね・・。
晴れの合間の雨は、「風邪」が「湿邪」という「邪気」とっくついた状態になります。・・リウマチやその他の関節痛、痺れ、てんかん発作、皮膚病などを起こします。
そして「花冷え」の時期は、「風邪」と「寒邪;かんじゃ」がくっつきます。・・・これもリウマチその他の関節痛、痺れなどを起こします。

4月ももう終わりますが、3月中旬から今の時期に掛けて、「風邪」「寒邪」「湿邪」の影響を受けて、調子よかった椎間板ヘルニアが再発したり、後ろ足に問題を抱えていた子の前足が急に痛くなったり(後ろ足が弱い子は前足で庇って歩くので、当然前足も痛みますが・・。)、落ち着いていたけいれん発作が起こったりしています。

ですが、お家でお灸をしている子は軽くすんでいるな~・・といつも思います。
誰もが忙しくて、動物の為にお灸の時間を取るのはなかなか難しいと思います。
ですがお家でお灸をすると、慢性疾患の進行を遅くしたり、病気の再発を防ぐ、もしくは再発しても軽くなると思います。
是非是非、大事な子にお家でお灸をしてくださいね!

次こそは、お灸をしている子達の例などをお伝えしますね。

2022年 4月 24日 掲載
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