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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

試してみようTタッチ


1月29日(土)に、『試してみようTタッチ』セミナーを開かせて頂きました。
今回はTタッチの先生をお招きしてのセミナーです。
セミナーの流れを簡単に御紹介させていただきますと…

1 始めに
⇒院長挨拶、鬼頭先生ご紹介

2 Tタッチとは
⇒Tタッチの作用と効果をご説明

効果

  • 恐怖やシャイ(他人や獣医師が怖い、大きな物音を怖がる) ・過度の吠え、咬みぐせ ・興奮や緊張の緩和
  • 他の犬や猫への攻撃 ・リードを引っ張る ・車酔い ・お風呂、グルーミング、爪切りを嫌がる
  • 手術の前後、怪我、関節炎、股関節形成不全、アレルギー ・消化不良、腹痛・競技会前後の緊張、ストレス
  • 加齢に伴う様々な問題 など

3 方法
⇒Tタッチ、リーディングエクササイズ、コンフィデンスコースの3種類の方法を組み合わせます。

Tタッチ(ボディワーク)のご説明

  • 筋肉をリラックスさせるというよりも、細胞と神経回路を活性化される事が目的のため、極めて弱い力で行います。(状態に応じ、強さに変化を付けること事もあります。)
  • 時計の文字盤をイメージします。
    6時の位置から始まり、時計回りに1周と1/4である9時で終わります。
  • 腹式呼吸、深く大きくゆっくりと呼吸します。決して息を止めてはいけません。

耳のタッチのご説明

  • 落ち着かせる場合→ゆっくり
  • ショックを起こした時、事故直後、手術の後など麻酔の回復を早める場合→早く
  1. 根元を両方向へゆっくり回す
  2. 耳の付け根の頭皮から耳の先までスライドさせる
  3. 耳全体に円のタッチ

コンテイメントのご説明

  • 興奮や緊張の緩和に効果的
  1. 動物と同方向を向き、動物の後ろ側に楽な姿勢で座ります。
    (大型犬の場合、人間は椅子に座り、犬を足の間に挟む形が良いでしょう)
    (猫・ウサギの場合、テーブルの上に動物を置くと良いでしょう)
  2. 動物の肩・胸辺りに両手を回し、「ここに居てね」という気持ちを持ちます。
    この時、決して強く拘束してはいけません。
    肩から腕をリラックスさせ、柔軟な腕で作ったサークルで囲っている感じで。
    ※深いゆったりとした呼吸を忘れずに。

バランスリードのご説明

  • リードの引っ張り防止に効果的
    リード(ダブルエンドリード←ナスカンの2つ付いた約2mのリード)を胸元にかける。
    (直ぐにはずれてしまう場合、特に小型犬の場合は、かけたリードを片足に通すと良いでしょう)

4 体験談
⇒すでにTタッチをされている飼い主様に、「実際Tタッチを取り入れて、ワンちゃんがどう変わっていったか」をお話しして頂きました。

5 終わりに
⇒院長挨拶、次回の院内セミナーのご案内、アンケート

6 ボディラップ用バンテージのご説明

  • 自分の体に意識を向けさせ、自信をつけていきます。
    雷など大きな音を怖がる、神経質、過度に活動的、車に乗るとパニックを起こす様なワンちゃんに特に効果的。
    老犬や関節炎などの故障を抱えたワンちゃんにも効果的。

7 記念撮影

8 体感
⇒参加せれた飼い主様が病院を出られる前に、鬼頭先生が実際のTタッチの強さを一人一人に体感して頂きました。

以上です。

15時30分までを予定していましたが、始まりが遅れてしまった事とTタッチがとても奥が深いため、時間を延長してお話しをして頂きました。
(そのため、途中で参加されている飼い主様が帰れるように15時30頃に終わりの挨拶をし、再度お話しをして頂きました。)

お持ち頂いたTタッチに使われる道具も日常で重宝するものばかりでしたよ。(ご興味ある方は、病院スタッフにお尋ね下さい。)

とても、内容の濃いセミナーでした。

参加された飼い主様方、鬼頭先生、本当にお疲れ様でしたm(u∀u)m

2011年 2月 05日掲載
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