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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

東洋医学よもやま話

こんにちは(o^^o)
ここ3日ほど寒い日が続いてますね! 

今日診せて頂いたお膝の脱臼(膝蓋骨脱臼)の子は「元気はあるんだけど、寒くなってきてお膝をよく舐めるようになった。」という事だったので、診察台に乗せて頂いて後ろ足を軽く触ったところ、右足のお膝(膝蓋骨)がグルングルンと何度も外れていました。

鍼灸の治療は、脉診(みゃくしん)と言って、その子の状態を脈を診ながら判断して治療していきます。
その子は右のお膝が悪化していたので、右の脈がかなり弱かったです。
でも右足が悪い時悪い方の足を庇うので、健康な足に負担が掛かり、脈の強さが逆転する場合もあります。

この子は、ここ数日の寒さで膝蓋骨脱臼が悪化してしまったんですね。 膝に違和感を感じていたので、よく舐めていたんだと思います。

うららちゃん

五行色体表膝蓋骨脱臼に拘わらず、関節や骨の病気の子にご自宅でお灸(棒灸)して頂く時は、先ずは「腎兪」にお灸して頂きます。(五行論で言うと骨は腎と繋がっているからです。)

その後で両方のお膝にお灸して頂いています。

この子の飼い主さんはとてもワンコちゃん達を大事にされているので、この子と妹の同居犬二頭にほぼ毎日お灸されています。

うららちゃん

ですが、この寒さのせいで、ちょっと悪化してしまったようですね・・。
とは言え、飼い主さんのお話では、お灸をするようになってから、動きも良くなったしお散歩もこんなに寒くても元気でたくさん歩くようになったとのことでした。やはりお灸の力はスゴイです!!
(うららちゃんお写真のご協力ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡)

◇◇◇

※ 今日の「よもやま話」も、リリー動物病院 東洋医学クリニック(名古屋)のLINEに掲載したものです。

毎回「中医学の情報を提供して、皆様のお役に立てたら嬉しいなぁ!」と思いながら、発信しています。
その後でHPにも掲載していますが、忘れる事もありますので、宜しければLINEの方をご登録下さいませ。(リリー動物病院東洋医学クリニックHPのトップ画面にご案内しています。)

2022年 12月 17日 掲載

こんばんは、12月に入って寒い日が続き、膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアなどの関節の病気が悪化している子がいます。内臓疾患では、「冷え」による下痢も結構ありますね~・・。
先日お伝えした通り、多くの場合、体から出る排泄物で、色の薄いものは「寒証;かんしょう(冷え)」であり、色の濃いものは「熱証;ねっしょう(身体に熱を持っている)」だと言えます。

薄い黄土色の下痢便をした場合、冷えによる下痢が考えられます。そういう時は、お家にお灸(棒灸と棒灸ストッパー)があれば、「関元;かんげん、(いわゆる下腹。人でいう丹田)」にお灸、もしくは背中側の「腎兪;じんゆ」というツボにお灸をしてあげると、それだけで治る場合が結構あります。(どちらのツボも体を温めます。)

また、来院されるワンちゃん、猫ちゃんで、冷えによる下痢を繰り返す子には、あらかじめ「人参湯;にんじんとう」という漢方薬をお渡ししておいて、冷えによる下痢になった時に2~3包飲ませて頂くだけで、下痢便が治ります。人参湯は身体を温める漢方薬なんですね~。

体を温める漢方薬がない場合は、一にも二にもお灸です。
お灸は一見地味な治療法ですが、結構いろんな病気の治療や予防になります。
これから寒さも増すようなので、是非お試し下さいね~(*^_^*)!!

2022年 12月 12日 掲載

こんにちは! 師走に入って、少し冬らしくなりましたね。
以下の文章もLINEに掲載した物です。動物さん達の健康状態の把握のために参考にして頂けたら嬉しいです。

『身体から出る排泄物の状態で、今の状態が分かる‼️』

身体から出る物(吐物、鼻水、尿、便、おりものなど)は、一般的に、薄い色のものは、「寒証(かんしょう、冷え)」であり、色が濃くて濁っているものは、「熱傷(ねっしょう、身体に熱を持っている)」だと言えます。
例えば、透明な鼻水をよく出す子は冷え性が多いですし、下痢をした時、黄土色の薄い便であれば、冷えから来ることが多いので、腎兪、大腸兪、関元などを棒灸で温めて下さい。その際しつこい下痢なら糞便検査もお忘れなく!
※ また、棒灸中に出る鼻水やあくびは、血の巡り、気の巡りが良くなった証拠です。

因みに、「寒証」と「熱証」のうち、前者はサラッとしていて、後者はねっちりしています。

かく言う私も、先日20年ぶりに高熱を出して、いつも透明な鼻水しか出ないのに、黄色い鼻水がいっぱい出ました。
なので、色の薄いおしっこをする子は、「寒証」の可能性大です。

ですが、ここで気をつけて頂きたい事があります。
以下の病気の時などは、薄いおしっこをたくさんします。(多飲多尿の症状を示します。)
※ 糖尿病、クッシング症候群などのホルモンの病気、腎臓病と肝臓病(腎臓病も肝臓病も血液検査に反映する前の段階でもよく見ると少しずつ症状が出ています。)

薄いおしっこをたくさんする時は、冷えのみならず病気の事もあるので、症状が気になる時は、24時間のお水を飲む量を測って、それを主治医の先生に伝えて、必要な検査があったらなるべく早めにして下さいね。

⭐︎ 寒証と熱証の見分け方は、おしっこなどの色のみならず、舌の色でも見分けられます。

前者は下の色が薄く、後者は濃い赤の傾向にあります。
血の巡りの悪い子は、「お血」と言って、いろんな病気の前段階またはいろんな病気になっている状態です。
そう言う子の舌は、黒っぽくなっています。こう言う子にはお灸が1番です。
よもやま話なので、その時々で思いついたことを書いてますが、追々、お灸のお話もさせていただきますね!

今日も動物さんにとっても皆さんにとっても良い1日でありますように〜(o^^o)!

2022年 12月 09日 掲載

12月2日頃から急に寒くなりましたね~・・。
この寒さは「寒邪」と言って、骨の病気を持っている子(椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼、股関節形成不全など)の子の痛みが出ることがあります。

当院に来てくれているTちゃんもその一頭。
ヘルニアと膝蓋骨脱臼の両方が悪くてふらふらでしたが、6回くらいの治療で、11月30日の治療の日には、かなり足腰がしっかりしてきて元気に歩けるようになっていました。

痛み止めも止めて頂いてましたが、急に寒くなった12月2日に、痛みのせいでご飯もたべられないくらいになったとのこと。
そこでお渡ししていた頓服を1~2包飲ませてお灸も顔晴って頂いていくうちに、今日病院に見えた時はとっても元気でした。

高齢の子、若くても病気を抱えた子は季節の影響をもろ受けます。
いろいろ工夫して頂いて、過ごしやすくしてあげて下さいね。(お薬はなるべく飲ませない派の私ですが、必要そうな時は、こういう形で使わせて頂いたりしています。)

2022年 12月 05日 掲載

おはようございます。
今日は、『名古屋のリリー動物病院・東洋医学クリニックのLINE』に、10月下旬にアップした内容を掲載させて頂きますね!
少しでも皆様のお役に立つ事が出来たら、幸いです。以下の通りです。

この1週間、朝晩いきなり冷えてきましたね。
乾燥も本当にヤバいです!

この乾燥と冷えの時期に出やすい症状は、咳と関節疾患です。

①家でのお灸や鍼灸治療で、落ち着いていた咳の子の咳の症状がこの乾燥で増えたりします。(多くの咳の原因は心臓疾患や気管虚脱が多いです。)
そう言う場合は、家で加湿器をつけたり、色の白いもの(ヤマイモ、ナシなど)を食べさせてあげてくださいね!
大根を蜂蜜につけたハチミツ大根の汁を飲ませて頂くのもおススメです(o^^o)!

②この時期
もう一つ気になる症状は、関節疾患の子の悪化です。
最近あったのは、お膝の皿が外れてしまう病気(膝蓋骨脱臼)が悪化した子がいました。

対策法は、やはり背中の骨全体をさらりとお灸した後、「腎兪と膝周りのお灸」それと太ももの内側をマッサージをすることですね。
ただ、その子のケースはとても痛がっていたので、ご自宅では無理しないで頂き、鍼灸治療と3日間だけ痛み止めを処方して落ち着いてくれました。
この時期、大事な子が悪化しないようお気をつけくださいね〜(*^o^*)。

あっ、とはいえ、神経質にもなりすぎないで下さいね〜♫

2022年 11月 05日 掲載

「湿気の時期に起こる病気と対策」についてのセミナーを開催致しました

7月10日に当院(リリー動物病院・東洋医学クリニック・名古屋市)にて、「湿気の時期に起こる病気と対策」についてのセミナーを開催致しました。

6月下旬に「梅雨明け宣言」されたものの・・・まだまだ湿気(湿邪)は続いていますね~。

ついでに暑邪もくっついてより症状を増悪させています。
自然の影響を受けて私達が病気になる場合、中医学では、風・暑・湿・燥・寒・火に「邪」をつけて呼びます。

長年臨床をして来て、湿邪が一番具合が悪くなるように思います。

今後、少しずつ内容をお伝えしていきますね! 皆さま、今日も良い日をお過ごしくださいませ~(*^^*)!

2022年 7月 16日 掲載

皆様、こんにちは

この春は、桜の時期から雨が多く、そうこうしているうちに梅雨に入りそうですね。

同居しているワンちゃん、猫ちゃん、ウサギさんe t c・・達は元気ですか⁉️

中医学では『天神合一(てんじんごういつ)』と言いますが、
「私たちは宇宙(自然)と繋がっているので、どうしても自然の影響を受けてしまうのですね。

主に、風、暑さ、燃える様な暑さ、湿気、乾燥、寒さなどですが、今の様に雨が多いと(晴れの日でも)湿度が高くなり、そのせいで食欲不振、下痢、皮膚病、てんかん発作が起きやすくなります。
雨が降り出す前に、是非是非お灸で予防して下さいね~!

◇◇◇

ももちゃん写真の子は、ももちゃんです。

やはり雨の時は、食欲不振、下痢、嘔吐、そして顎がガクガクする(神経症状)などを起こします。

ですので、湿度の高い時(湿邪の時)は、鍼灸治療の治療の間隔を短くしていただき、調子が良くなったら、また間隔を空けて頂いています。

お母さんは、ももちゃんがいつも元気でいられるよう、毎日お灸を顔晴って下さってます。
お母さん曰く・・「私、ももちゃんの為に、ももちゃん連れて常夏の国に移り住みたいわ~!」とのこと。

ももちゃん、
お灸と針と食事で、、、なんとかこれからの梅雨を乗り越えようね〜(^^)!

2022年 6月 09日 掲載

お灸の話の前に、今の季節が動物や人に及ぼす影響について、お伝えしたいと思います。
一年の気候の条件を「六気;ろっき」と言います。
それらは、「風・寒・湿・暑・火・燥」ですが、これらが原因となって、病気になることを「六淫;ろくいん」と言います。 「六淫」は、「六気」のそれぞれに「邪」の字をつけて、「風邪;ふうじゃ」「寒邪;かんじゃ」「湿邪;しつじゃ」「暑邪;しょじゃ」「火邪;かじゃ」「燥邪;そうじゃ」って言います。
※「六淫」のうち、最も病気を起こし易いのは、「風邪」「湿邪」「寒邪」です。

先日のよもやま話(4月3日)に書きましたが、春は「風邪」の時期なので、その影響を受けて、肝臓や胆嚢が弱ったり、涙目になったり、てんかん発作が起きたりします。

もともと風の性質は上に上がり易いので、上半身の病気が多いのと、風なので、よく動く・・例えば高齢の子の「関節痛」であれば、こないだまで後ろ足を痛がっていたのに、今日は前足を痛がっていたりして、痛みの場所が動くことがよくあります。

ところで、雨による湿気のことを「湿邪;しつじゃ」と言います。
今の時期、晴れの合間に梅雨の様に雨が結構降りますよね・・。
そしてついこの間、桜が満開になる辺りは「花冷え」という言葉があるように、結構寒かったですよね・・。
晴れの合間の雨は、「風邪」が「湿邪」という「邪気」とっくついた状態になります。・・リウマチやその他の関節痛、痺れ、てんかん発作、皮膚病などを起こします。
そして「花冷え」の時期は、「風邪」と「寒邪;かんじゃ」がくっつきます。・・・これもリウマチその他の関節痛、痺れなどを起こします。

4月ももう終わりますが、3月中旬から今の時期に掛けて、「風邪」「寒邪」「湿邪」の影響を受けて、調子よかった椎間板ヘルニアが再発したり、後ろ足に問題を抱えていた子の前足が急に痛くなったり(後ろ足が弱い子は前足で庇って歩くので、当然前足も痛みますが・・。)、落ち着いていたけいれん発作が起こったりしています。

ですが、お家でお灸をしている子は軽くすんでいるな~・・といつも思います。
誰もが忙しくて、動物の為にお灸の時間を取るのはなかなか難しいと思います。
ですがお家でお灸をすると、慢性疾患の進行を遅くしたり、病気の再発を防ぐ、もしくは再発しても軽くなると思います。
是非是非、大事な子にお家でお灸をしてくださいね!

次こそは、お灸をしている子達の例などをお伝えしますね。

2022年 4月 24日 掲載

桜・・・本当にきれいですね~(*^^*)!!
週一の名古屋→阿久比の往復で、桜がとってもきれいな所があって、いつも見とれてしまいます。
でも・・「花の命は短くて・・。」なので、そろそろ風や雨で散りつつありますね。

春は「風邪(ふうじゃ)」の季節です。
写真の「五行色体表」の「木」の欄を下に辿って行くと、「季(季節)」は春。「気」は風。「臓」は肝、同様に下に辿ると、胆、目、筋となります。縦の欄はみんな関連性があるんですね。

五行色体表

・・・なので、春は春風がよく吹き、その風の影響を、肝臓、胆嚢、目、筋などが受けます。
毎春、フィラリアの血液検査をする時に、多くの病院で一緒に臓器の血液検査もしますが、いつもよりも春が故に肝臓、胆嚢の検査の値が高くなることがあります。
そして、この季節、もちろん花粉症もあるでしょうが、目にも影響を及ぼす時期なので、涙目になり易いんですね・・。
また、肝臓という臓器は風の影響を受けることによって熱を持ち易くなります。
熱いものは上に上がる性質があるので、その熱が目に行けば目の充血、耳に行けば外耳道炎の悪化、そして脳に行けばてんかん発作が起きます。(個体の体質が関係しているのは言うまでもありません。)
因みに肝臓の熱が上に行かずに横に行った場合、肝臓の横には胃があるので胃を熱します(胃熱)。「胃熱」の状態になると、黄色い液を嘔吐します。(鼻水も吐物もおしっこも、身体から出る液で、色の濃い液は熱を持っている状態だと言えるんですね。中医学の考え方って結構面白いでしょう~~(*^▽^*)!!)

その肝の熱を何とか鎮めるには、やはりお灸がお勧めです。
「悪い熱は熱で制す」とも言いますが、「肝熱」の場合、肝臓の辺りをお灸するのはお勧めではありません。
ここで、写真「五行の相性関係」を見て頂けますか。

五行論

全てのものを木・火・土・金・水に分けて考えて、診察や治療に生かすのが「五行論」です。
水は木の母であり、木は水の子。木は火の母であり、火は木の子になります。母が子を助ける関係性(相性)が成り立ちます。

五行論

春は「木」に属します。臓腑は肝と胆であり、その臓腑に負担が掛かる時期だと言えます。
また、図の通り目にも影響を及ぼしますので、涙目や痒みなど目の症状が出易いのもこの時期だと言えます。

「木」は「水」があるから育ち、「火」は「木」が燃えることによって存在できます。
つまり「水」は「木」のお母さんであり「木」はその子供。「木」は「火」のお母さんであり「火」は「木」の子供なんです。これを「相性関係」と言います。
ですので、風の影響を受けたり熱を持ったりすることによって、「木(肝・胆嚢)」が弱ってきたら、その時はそのお母さんである「水(腎)」をお灸することによって、その子である肝の治療になるんです。(中医学では「肝が実する」と表現します。「肝が実して熱を持つ」と言うと、強いイメージを持ちますが、実際は肝が弱っている状態であると解釈します。)

さてっと・・・長くなりましたので、お灸の話(例)は次回させて頂きますね~。
今の「風邪(ふうじゃ)」の時期を、お灸したり手作りご飯の食材を工夫したりして、上手に乗り切って頂けたらと思います。

それではまた~(*^^*)/

2022年 4月 03日 掲載

こんにちは!
毎日、寒いですね~・・・。
この一週間で急に寒くなったので、心臓病や癌などの慢性疾患を抱えつつ調子良かった子達も、食欲が落ちたり元気がなくなってしまうことがあります。(※印1)
若くて健康な子達にとってどうってことない季節の変化でも、病気を持った子達には打撃が大きいんですね・・。
鍼灸治療をしていると、「寒邪;かんじゃ」と「湿邪;しつじゃ(湿気)」の影響を受ける子が多いのを感じます。
やはり重度の病気を持っていても良い状態を保つのに一役も二役も買うのは、「お灸」や「マコモ」「マコーラ」かと思います。
(マコモやマコーラに関しては、別の機会に書きますね!)

前々回の「よもやま話」(12月7日掲載)でお伝えした15歳のキャバリアももちゃんですが、鍼灸治療と毎日の自宅でのお灸の効果で、周りの人から「前より元気になったね!!」と言われるそうです。
初診時にあった心臓弁膜症から来る心臓の雑音は、今もありますが、この一年半の間、エコーで見る限り心臓が大きくならず良い状態で保っているとの事で、現段階では投薬はしていません。(これも治療のみならず自宅でのお灸とマコモ・マコーラの効果大だと思います。)

さて、前置きが長くなりました!
今日はももちゃんではなくて、ももちゃんのお父さん(飼い主さん)の腰痛までお灸で治してしまったお母さんのお話です。

お父さんは元々腰痛持ちであり、数年前も酷い腰痛で治療に通っていた事があったそうです。
先日、またもや酷い腰痛になり・・・お母さんが「オーケー! 私に任せなさい!!」との事で、1週間ほど毎日1時間、ももちゃんにお灸をした後でお父さんにもお灸をされたそうです。
それで・・・なんと、腰痛はしっかり改善したそうです。
その話を聞いて・・・いやいやいや・・もう本当に頭が下がりましたね!
毎日、1時間お灸をされてたなんて・・・。

やっぱりお母さんは治療者ですね!
その話の後、こっそり私はそのお母さんに「治療院に掛かっていたと思って、一回5千円頂くってのは、どうですか~!?」とご主人からしたら要らないお世話をやいたほどです(笑)。
ホント、お母さんのお灸の力、スゴイですよね~!!
お灸は腰痛のみならず、いろんな病気に効きます。是非お試し下さいね(*^^*)。

※1、中医学では、寒さの事を「寒邪;かんじゃ」と言い、寒邪など季節の影響やストレス等で食欲や元気が落ちる事を「気虚;ききょ」と言います。
※2、その子の状態でお灸をし過ぎるといけない場合もあるので、迷った時は近くの鍼灸をする獣医師にご相談下さいね。
※3、お父さんはお灸で治りましたが、もちろんお灸だけで治らない症例もありますので、その時は治療院に行って下さいね。ですが、どんな病気も長い間、放置するのではなく早めの対応が早く良くなるコツであることは確かですね。

◇◇◇

ももちゃんとお母さんももちゃんとお母さん

ある夏の日に撮らせて頂いたものです。

いつも陽気なももちゃんも診察台に乗ると、このように治療モードになってくれます。

お灸をしながら、脉(みゃく)を取っているところです。

2021年 12月 20日 掲載