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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

『動物さんの体質が、寒証なのか熱証なのかを見分ける方法』

以下の内容は、当院のLINEに院長が投稿したものになります。

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「ゆずちゃん」「みかんちゃん」

「ゆずちゃん」「みかんちゃん」

一緒に暮らしている子が、【寒証;かんしょう・・寒がりやさん】なのか、【熱証;ねっしょう・・暑がりやさん】なのか?!という事は、舌の色や脈を診れば一目瞭然ですが、実は便や尿など体から出る物の性状を見て、簡単に判断することが出来ます。

例えば下痢で普通に下痢止めの治療(対症療法)をしていても、なかなか治らない時などは、‘’便の性状を見ながら‘’その動物さんが冷えているようであれば、普通の対症療法と共に、「関元;かんげん」という下腹部のツボを棒灸(ぼうきゅう)などで温めることによって、回復を早めることが出来ます。

ですので、その子が【寒証】なのか【熱証】なのか・・という事を把握しておくと結構便利なんですね~・・。

【寒証の特徴】

  • 尿も便も鼻水も・・色が薄い。
  • 尿は透明に近い色のおしっこをする。
  • 便は黄土色など薄い色の便をする。
  • 多くは臭いもしつこくない。
  • 鼻水も薄くて透明に近いことが多い。
    そしてさらっとしていてベタベタしていない。

【熱証の特徴】

  • 尿も便も鼻水も・・色が濃い。
  • 臭いもきつい事が多い。
  • 便は粘稠性あり。
  • 鼻水も粘稠性あり。

2つの特徴をざっくり分けると、こんな感じになります。
ですが、以下の条件で性状が変わることもあるので、参考にして頂けたらと思います。

※ クッシング症候群などホルモン性の病気に罹っていたり、肝臓や腎臓が弱ってきて‘’多飲多尿の傾向‘’があると、寒証でもないのに尿の色が薄くなったりする事がある。

※ 細菌やウイルス感染時は、尿も便も寒証であっても臭いのきつい時がある。

※ 細菌やウイルス感染時は、寒証であっても色の着いた鼻水を出す事がある。

次回辺りに、【瘀血;おけつ】について発信させて頂く予定です。

【瘀血】と言う状態は、「体の血の巡りが悪い状態」であり、様々な病気の誘因となります。

仮に動物さんが【熱証】でお灸を嫌がったとしても、【瘀血】の可能性が大きい場合(病気の子の多くは瘀血になっています。)は、短い時間で結構ですから、棒灸などを使ってお灸してあげて下さいね!

★「ゆずちゃん」「みかんちゃん」お写真にご協力いただき、ありがとうございました!!

2026年 8月 17日掲載
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