『暑いからこそお家でのお灸、是非やってあげてくださいね!』
以下の内容は、当院のLINEに院長が投稿したものになります。
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こんにちは!
8月下旬になっても、まだまだ暑い日が続きますね・・。
毎日ほぼ24時間エアコン付けっぱなしのご家庭が多いと思うので、体は冷えっぱなしで血の巡りが悪くなるので、動物さんにもご自身にもお灸絶対お勧めですね(^_-)-☆
皆さんご周知の通り、冷たい空気は下の方に行くので足元にいるワンちゃん猫ちゃんウサギさん達は、いつも冷えた状態なんですね・・。
ところで、中医学用語で『瘀血;おけつ』と言う言葉があります。
これは、「体の血の巡りが悪い状態」のことです。
「卵が先か、鶏が先か・・」みたいな話ですが、『瘀血』があるからこそいろいろな病気になりますし、また病気だからこそ『瘀血』の状態になります。
なので、病気予防のためにも今罹っている病気を改善させる為にも、『瘀血』の状態にならないように工夫しなくてはなりません。
その『瘀血』を改善するのに、一番簡単で最適な方法は、ズバリ!!お灸です(^_-)-☆!!
大型薬局に行くと、「せんねん灸」という貼るお灸が売ってますが、人ならまだしも動物さん達はお灸中じっとしてくれる子ばかりではないので、火傷防止の為は、艾(もぐさ)が棒状に詰まっているタイプの「棒灸」を飼い主さんにお勧めしています。
先ずは動物さんの首のつけ根から尾に掛けて背骨の上を小さな円を描くようにお灸してあげて下さい。
その後は「腎兪」というツボで止まって約5分間お灸をします。
これを毎日するだけで、『瘀血』の予防と治療になるので、いろんな病気の予防と治療になるんですね~。
- 小型犬に圧倒的に多い「気管虚脱」という病気は、背骨に沿ったお灸をした後、「定喘;ていぜん」という首のつけ根のツボを3分ほどお灸してその後、「腎兪」のお灸で締めます。
「肺腎同源」という言葉の通り、、「腎を強くすれば肺も強くなるので、肺に属している気管も強くなる」ということになるんですね~。
当院に来られている「気管虚脱」の患者さんは、ほどんどこの方法でお灸して頂いているので、たまに咳をすることはあっても、多くの子達はお薬を飲まずに元気で過ごしてくれています。- 膝蓋骨脱臼(俗称パテラ)の子は、同じようにした後「腎兪」にお灸をして、「火針膏」という漢方薬を膝に塗って頂いてそこにお灸をして頂いています。
- 冷え性による下痢の子は、「背骨に沿ったお灸」の後、「腎兪」の後「大腸兪」、もしくはお腹側の「関元;かんげん」というツボをお灸するだけで、結構改善したりします。
※首から尾に掛けてなぜお灸をするかというと、背骨の両際に内蔵と繋がるツボが一対でず~~っとならんでいるからなんですね~。
そしてその後、五臓の中でとっても大事な「腎兪」という腎機能を高めたり、歩行状態を良くするツボにお灸をすると、それだけで、『瘀血』の改善になるんですね!
お家でのお灸は、「やるか、やらないか!!」で大きな差が出ます。
大事な動物さんたちのために、毎日または少なくとも週に2回以上はお家でお灸してあげてくださいね!
それと、動物さん達の為に飼い主さんがお元気でいて頂く為にも、飼い主さんにもお灸、お勧めです!!
「腎兪」というツボは、背中にあるのでご自身でお灸するには非常にやりにくいんですね。
ですので「腎兪」の代わりに「関元;かんげん」(おへそから指4本下)のツボにお灸されると良いと思います。
まだしばらくこの暑さが続きますが、皆さまどうぞお家でのお灸で乗り越えてくださいね~(^^)/


