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『椎間板ヘルニアが鍼灸で改善した例 (うちの子の場合)』

以下のものは、当院のInstagramに投稿したものになります。

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アンジーくん

いつも当院のInstagramをご覧いただきありがとうございます😊

今日は我が家のアンジーくんのお話しです🐶
アンジーくんは現在16才のマルチーズ。

『気管虚脱』『加齢による後肢の弱り』『結石』『ヘルニア』などの症状があり、院長に鍼灸治療をしてもらっています。

そんなアンジーくん、ある日突然右後肢が動かなくなってしまいました。
昼まではいつもと変わらずどこでも歩けていたのに、夜になり急に右後肢を引きずって歩くようになりました。
触っても痛がる様子はなく、食欲もいつも通り。
ただ右後肢だけが何をやっても動かない…。力が入らない…。麻痺…。
原因不明のまま院長に1回目の鍼灸治療をしていただきました。
治療の際、右後肢の指間の反射はありましたが、「3週間前に治療した子と同じ子とは思えない」と院長に言われるほどの症状でした。

1回目と2回目の鍼灸治療の間にレントゲンを撮ったところ、右後肢麻痺の原因はヘルニアの可能性が高いことがわかりました。
まさかヘルニアだったとは!!
原因判明後の鍼灸治療では、「環跳」に皮内鍼(ツボに特殊な鍼を入れっぱなしにして刺激をずっと与え続ける治療法)もすることになりました。
皮内鍼をしてから2日くらいは、入れっぱなしの鍼に違和感があるのか、アンジーくんはあまり動かず、状況は変わらず。
3日後から徐々に皮内鍼の効果が見られるように。
補助なしで立ち上がれている時間も長くなり、お水やトイレも自分のタイミングで歩いて行けるようになりました。
おしっこの時、途中で立っていられず座ってしまうことも多かったのに、補助なしで立ったままおしっこができるまでになりました。
ヨガマット限定ですが、ブルブルしても倒れません!
おやつの時はいつもより早く歩けることも!

アンジーくん、右後肢麻痺になってからは鍼灸治療の間隔を短くしています。
また、毎日おうちでお灸もしています。

まだまだお話は続きますが、長くなってしまうので、本日はこのあたりでやめておきます。
その後の経過はまた後日。

※動画は皮内鍼をする前と皮内鍼後3回目の治療後のものです。
 ピンクとブルーのマットはヨガマットです。

2025年 10月 10日掲載
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