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師温会・・・鍼灸の勉強会

9月10日・11日と、名駅近くのホテルで、半年に一回の 『師温会』 と言う人と動物(主に人)の鍼灸のセミナーがあった。


温雪楓先生(毎回セミナーの時、前の講師陣の机の上にご遺影が置かれている)

『師温会』 と言うのは、「今は亡き、温雪楓先生(15年前にご逝去。)という中医学(中国の鍼灸学)の権威の先生を偲んでその教えを若い鍼灸をする治療師に伝えて行きましょう。」 と言うことで14年前に教え子達によって立ち上げられたものである。
受講生は、多い順に 鍼灸師、獣医師、医師、看護士である。
講師陣は、温先生の教え子であり、現在鍼灸治療で活躍なさっている先生方(職種は様々)である。
今の学校に入った時、学校で使っている本を執筆なさった先生方が 『師温会』の講師のお一人だと知って、驚いてしまった。
その先生方の他に、中獣医学研究会の講師のお二人(山内先生と西依先生)も講師を務めている。


西依先生がモデルの受講生の脈を取っているところ

写真の通り、受講生が抱えている患者さんの中で、「講師の方々に診て頂きたい。」という時はその方にモデルになって頂くのだが、いらっしゃらない時は、生徒がモデルになる。
台の上に寝かせられ、講師陣や受講生全員に脈診、眼診、舌診などをされた後、講師に今の状態を説明して頂き、講師の指示の元、受講生(受講生の殆んどは鍼灸の免許を持っているので)が治療する。
治療しながら、脈、眼、舌がどのように変化して行くかをみんなで検証しながら進めて行くのである。


モデルの脈をみんなで取って検証しているところ

私は突発性難聴などで、過去に2~3回モデルになった。
モデルになると緊張するし、最近2~3キロ太ってしまったので、絶対モデルにならないつもりだったのだが、ある先生から「耳針だけだから、お腹も背中も出さなくても良いよ! 工藤さん、おいで!」と言われ、その言葉を信じてモデルになった。
だが・・・・やはり背中を出すように言われ・・・会長に「工藤さん、太ったね!?少し痩せなさい!」 と言われてしまった(ぐすん・・・・。)。

その後の体調ですか?!
勿論、絶好調です!!
お陰さまで、耳鳴りもなくなり、ずっと続いていた涙目(先生は、花粉症ではなく、内分泌など中から来るものだろうとおっしゃっていたのだが)も治り、身体も軽く、とてもすっきりした。

「やはり、鍼灸の治療は深いな~・・・。」
と、またまた実感した。

二日目のセミナーの後・・・「皆さんご苦労さまでした!また半年後にお逢いしましょう~!」 と、握手をしながら皆さまとお別れをした。
いつもの如く、今回も元氣を頂いて帰ってきた。


一日目セミナー後の懇親会
向かって右から山内先生、私のお姉さん的存在、先輩鍼灸師の吉川先生、関口先生、会長の国分先生
2011年 9月 14日掲載
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