東洋医学よもやま話
夏の終わりにインフルエンザが流行り、一旦下火になったようですが、11月に入り寒さが増してくると、インフルエンザがまた流行りだすことだと思います。
今は、数年前と違ってインフルエンザも安全性の高い薬が出てきたようですが、お薬に頼る前に「ヤバイ!! インフルエンザか風邪に罹ったかも・・!?」と思った時には、『大椎;だいつい』という第七頸椎(首の骨の一番下の大きな骨。)の真下のツボを棒灸で5~10分ほどお灸すると、汗が出て来て症状がひどくならずに済みます。
今までこのことをいろいろな飼い主様にお話して来ましたが、数年前にある飼い主様から「姪っ子がインフルエンザに罹ったんだけど、先生に言われたところにお灸したら、ホント高い熱も出なくて軽く済んで良かったわ~!!」とのご報告を頂きました。(ニンマリ(*^^)V)
- 「ツボ(=経穴;けいけつ)」という言葉を知ってる方は結構いらっしゃると思います。
「ツボ」とは、”身体の表面にある病気に対する治療点・または反応点“のことを言います。
ツボは、皮膚の真下にあるのですが、そのツボは、身体の中の臓や腑、器官と繋がっています。例えば、お腹が痛い時におへそとみぞおちの間のツボを温めると、痛みが治まったりします。これは「中脘;ちゅうかん」という「ツボ」です。主に腹痛の動物さんに使うツボです。
また、腎臓の悪い猫ちゃんの足首の内側の「太谿;たいけい」というツボを強く押すと、痛いので、その猫ちゃんに怒られてしまうことがあります。
それは、腎臓と皮膚の真下の「太谿」というツボが繋がっているので、腎臓の悪い猫ちゃんの「太谿」を刺激すると、痛く感じるからなんですね。 - 「経絡;けいらく」という言葉をご存知の方もいると思いますが、「経絡」は、ツボとツボを繋げたり、身体の中の臓や腑、器官と皮膚の真下のツボを繋いでいるものです。
これらを繋いでいる道のことを「経絡」と言うんですね。
の「ツボ」と②の「経絡;けいらく」を鉄道に例えると、①の「ツボ」は駅になり、②の「経絡」は線路になります。
ですので「経絡」には、治療に関わる大事な「ツボ」がいくつも乗ってるんですね。 - 上でお伝えした『大椎;だいつい』という「ツボ」は、私達人間や動物の身体にある14本の線路のうちの7本の線路が交わる、とても治療効果の高い「ツボ」です。
『大椎』は、7本の線路・・つまり7つの経絡が交わっているだけあって、別名『百労;ひゃくろう』と言って、あらゆる病気に有効なんです。
この『大椎』をお灸で温めることによって
- 防衛力を高め、寒さや感染から身を守ります。
- 体の中に入った寒さの邪気などを外に出します。
- 体を温めて発汗させることにより、熱を下げます。
- 血流の滞りを改善します。
- 頭項部や背中のこわばり・痛みを改善させます。
- 感染やいろいろな病気によって落ちた「気」を上げます。
・・・などなどいろいろな効果があるんですね~。
ですので、飼い主さまご自身が「何となく風邪っぽいな~・・。」と思われた時には、この「大椎」というツボをお灸してくださいね。
もし、ご自身と同居している動物さんの元気がなくなったら、「大椎」か、もしくは「腎兪;じんゆ・二番目と三番目の腰椎の間のツボ」にお灸するのがお勧めです。
※尚、私達の治療では、お灸を使うこともあれば、針をさすことによって今お伝えした効果を引き出すこともあります。
※いつかこのよもやま話でご説明する機会もあると思いますが、14本の線路とは、十二正経という12この経脈とともに、督脈(とくみゃく)・任脈(にんみゃく)という経脈を合わせて14本とここでは書かせて頂きました。)
以上よろしかったらお試しくださいね~(^^)!
私は、「日本獣医中医薬学院」の研究コースで毎月中医学を学ばせて頂いています。
そこで講義と共に出る山内健志校長の雑談が結構好きです。
山内先生の人生観や、山内先生が中医学を師事された今は亡き温雪楓先生がおっしゃった言葉など、ぐっと来るお話が結構あるんですね・・・。
ある時、校長先生がこうおっしゃってました。
「『笑う門には福来る。』っていうけど、ある精神科の先生が、『号泣する門には福来る。』って言ってたんだよね。僕はそれを聞いて、本当にそうだな~っと思ったよ。」と・・。
私の座右の銘に「いいことが起こるから笑うんじゃなくて、笑うからいい事が起こる。」というのがあります。
確かにそれはありますよね! 怒りや疲れでいっつも眉間に皺を寄せてたら、運も人も逃げてっちゃうような気がしますもんね・・。
でも、東北大震災のちょっと後で、あるカメラマンさん(?)が被災者の方々に「笑って、笑って~~!!こういう時こそ、笑って~!!」と言ってカメラを向けて、無理に笑ってもらって、写真を撮っている場面をテレビで見た時、「ちょっと違うよな~・・。」と思ったのを今でも覚えています。
その方は、被災者の方々を元気づけようと思ってそうなさったでしょうし、もちろんそれで元気になった方もいらっしゃるでしょうから、全面否定する気はありませんが・・・。
大事な人を亡くした方、住むべき家が流されてしまった方、大好きな動物とはぐれてしまった方・・・あの一瞬で多くの命と住む家、動物達、そして思い出の写真さえもなくなってしまったところに、「さぁ、笑って~!!」というのは少し無理があるんじゃないかな~・・・って思ったんですね。
辛い時こそ笑うことって大事かも知れないけど、その精神科の先生がおっしゃったように「辛い時こそ泣かないとダメじゃないかな~・・」って、私も思うんですね~。
怒りや悲しみなどをぐっとこらえて、感情を押し殺してばかりいると、心の病気になるばかりか、内臓まで傷んでしまいます。
中医学はあらゆるものを木・火・土・金・水という五つに分類して診断や治療をします。
それを『五行論』と言いますが、『五行論』では、五つの感情があれば、それに対応する臓があると言われています。
「怒り」は肝と繋がっているので、怒りの感情を持つと肝が傷むと言われています。
そしてその怒りをずっと抱えたまま生きていくと、やがて腎も傷んできます。
同様に「悲しみ」は肺を傷め「思い悩む」と脾を傷めます・・・そして「恐怖」は腎を傷めるのですね。
涙の中にはステロイドホルモンと言う、ストレスの時に出てくるホルモンが含まれています。
辛い時には、信頼できる友人(または家族や恋人)がいたら、その人の前で泣けばいい。
もし、そういう人がいなかったり、恥ずかしくてそれが出来なかったら、夜一人で車を走らせて、その中で大泣きすればいい。
そしてそれも出来なかったら、悲しい映画を見て泣いたそのついでに大泣きすればいい・・。
天災が続いて、今でも未だ大変な思いをしてらっしゃる方が沢山いらっしゃると思います。
泣いても現状は変わらないかも知れません。
でも、悲しい気持ち・辛い気持ちをため込まないで、時には号泣してください。
確かに『笑う門には福来る』・・ですが、『号泣する門にも福来る!』だな~・・・と思う今日この頃です。
◇◇◇
この飼い主さまは、ペットショップで長年働いてらっしゃいました。
そのご縁で、売れ残った子や、障害があって売り物にならなくて処分されそうになった子達を引き取って飼ってらっしゃいます。
この子は、右目が生まれつきつぶれていたので、この飼い主さまが5年前に引き取られたとのことでした。
来院当初は頸椎ヘルニアの痛みでかなり大人しかったのですが、今は元気になって、治療中は結構ヤンチャをするようになりました。こうしてワンちゃん達の命が繋がっています。本当に感謝です。
◇◇◇
若い頃股関節形成不全で大腿骨頭の手術をしたり、その後血便があったり・・で大変だったブン太君ですが、Mさんの手作りご飯とプールのリハビリでここまで元気になりました。
開業当初、後ろ足を痛がるとのことで来院されて以来、今は月一で通院されています。因みに超元気!!です。
この写真は「治療中良い子にしてたんだからさぁ~・・。ちゃんとご褒美のおやつ、ちょうだいよぉ~・・・!」と、カウンター越しに待合室から私に訴えているところです。超可愛い~~~(*^_^*)♡♡!!ですね。
去る9月8日(土)、『第二回 中医学(鍼灸)セミナー』を名古屋のリリー動物病院にて行いました。
名古屋では去年の秋に引き続いて二回めでしたが、初めて出席して下さる方ばかりでしたので、総論も各論も初めての方対象の内容にさせて頂きました。
総論では、「中医学は何をベースにして作られているのか!!」というお話をさせて頂きました。
その前に・・「中医学という言葉自体、あまりメジャーではないのでは?!」と思いましたので、「中医学は東洋医学の一つであり、○○医学というのは東洋で作られた伝統医学のことなんですね~!」というお話からさせて頂きました。
ですので、インド発祥の伝統医学であればアーユルヴェーダになります。
ということは、「中医学」は、中国で作られた伝統医学のことですよ~とお伝えしました。(このことに関しては、とらえ方が一様ではないようですけどね。)
っで、その後「中医学」は何を基にできていて、どんなことを大事にしているか!!ということをお話しました。それらは以下の通りになります。
1.気の理論・・「中医学の全ては気から始まる。」
宇宙に存在する全てのものは「気」からできているので、私達人間や動物の身体を構成しているのは、最小単位である「気」ということになります。
そもそも中医学はその「気」を基本にして考えるんですね! ということをお伝えしました。・・とはいえ、最初はこのことが「ピン!!」とは来ませんでした・・という私自身の臨床での体験談も含めて話をさせて頂きました。2.整体観念のうちの一つめ、「天人合一(てんじんごういつ)」
「人間も動物さんも自然と一体であり、私達は生きている限り自然の影響を受けている。」
なので、暑い時は熱中症になり、湿気の強い時は、お腹を壊したり、寒い時は風邪をひきやすくなる・・・という話。3.整体観念のうちの二つめ、「心身一如(しんしんいつじょ)」
「心と身体は繋がっていて切り離すことができない。」
このことは皆様ご経験済みの方もいらっしゃると思いますが、心が病んでいたら身体まで病むし、その逆もある。
・・・という話。でもこれって人間だけじゃなくって、実は動物さん達もそうなんですよね~。4.4つめは、「身体の臓と臓、ツボとツボ、ツボと臓などは繋がっていて、どちらかが助けたり抑制したりしながら、身体は成り立っている。」という話。
この発想は西洋医学には全くないものです。ただ、具体的な例でいうと、経絡(けいらく)や五行論(ごぎょうろん)の話になるので、詳しい話は次回各論として五行論でお伝えしますね~!と言うことになりました。
その後、各論の「陰陽論」・・・中医学は上でお伝えした通り「全ては気から始まる。その気を陰と陽に分ける。」という事であり、どんな感じに分けられるかという具体的な話の後、「中医学の根本は陰陽であり、陰と陽のバランスを整えることが治療の根本なんですよ~~!!」という事をお伝えして、座学はおしまい。
その後は、「医学気功」を皆さんで楽しく実践して頂いて、セミナーは終わりました。
今回のセミナーをやることになった時に、樋口空ちゃんのお母さんが「センセー!!私このセミナー聞きに行きたいけど、名古屋高速乗れないから、こっち(阿久比の病院)でもやってよ~!」と言って下さいましたので、水出先生と阿久比の看護師にも協力してもらって、10月13日(土)、午後5時より阿久比のリリー動物病院でも同じ内容のセミナーをさせて頂くことになりました。
気功もして頂くので、場所のスペースを考えると、後2名様になってしまいますが、空きがあります。
この機会に「中医学」や「鍼灸」を少しでも身近に感じて頂けたら、嬉しいな~と思います。
ご興味のある方は、どうぞいらして下さいね(*^_^*)!
椎間板ヘルニアのみならず、関節等の骨の疾患は、寒さや湿気で発症することが多いです。(寒さのことを中医学的に言うと“寒邪”と言い、湿気は“湿邪”と言います。)
ですので、一年の中では決まって、寒い冬に多くの子たちが発症します。
寒い時は、初めて発症した動物だけではなく、過去に発症して鍼灸治療で一旦良くなっていた動物たちも再発することが多いです。
ですが、冬以外でも発症する時期ってあるんですね・・。
そうです!!
暑い夏が続く時も実は再発率が高いのです。
今年は特に暑くてエアコンをずっと掛けっぱなしでおられた方が多いと思いましたので、治療におみえになっていた飼い主様には、「エアコンはこの時期かけないと熱中症になりますけど、ワンちゃん達の身体はここ・・、ね!? 私達よりも低いとこにいるでしょ?! エアコンの低い温度は下に行くのですっごく身体が冷えるんですよね。なので動物たちが暖かい部屋に自由に出入りできるようにしておくか、そうでなかったら一枚お洋服を着せてあげて下さいね!」とお伝えしてました。
ですが、もうすっかり良くなって、椎間板ヘルニアだったことを感じさせないような子が、エアコンの低温(寒邪)のせいで、いきなり再発するんですね・・・。
もしかしたら、ワンちゃんは数日前から違和感や痛みを感じていたのかも知れませんが、飼い主様からするとそれが分からない事が多く、この夏も数頭の子が再発してしまいました・・。
一度椎間板ヘルニアを発症している子、高齢の子、それから若いけど嬉しい時にぴょんぴょん飛び跳ねる子、段差のある所を上がったり下がったりしている子・・・などは、エアコンを利かせたこの時期は特にお気をつけくださいね!
※ちなみに、一度発症してから再発率の低い動物たちは、その子たちの飼い主さまにある共通点があります。
それは何だか分かりますか?!
それは回復後のお家でのケアです。
滑らないように廊下などに滑り止めマットを敷いておくもの大事ですが、それ以上に大事なのは、お家での棒灸による施灸です。
重度だった子ほど、毎日するのが理想ですが、それが出来ないようでしたら毎日とは言いません。
週に2~3回(できれば3回)、腎兪という背中のツボに施灸するだけで、かなりの動物の椎間板ヘルニアの再発を防ぐことが出来ます。罹り始めでしたら、施灸だけで改善するケースもあります。
中医学では、基本的に全てのものを5つに分けて考えます(五行論と言います)。
骨と腎は繋がっていると捉えますので、椎間板ヘルニアのみならず膝蓋骨脱臼やその他骨の疾患の多くは、腎兪にお灸することはとても治療効果があるのですね。
過去に椎間板ヘルニアになった動物と暮らしている方は、よろしかったらお試しくださいね。
※椎間板ヘルニアの再発は施灸をしていたら絶対に再発しない。とか、腎兪の施灸のみで椎間板ヘルニアは改善する。とは言っていませんので、そこのところは思い違いして頂かないよう、お願いしますね。
上の黒い棒状の棒灸(ぼうきゅう)は、炭のお灸です。炭の中にお灸の成分であるもぐさが練りこんであります。煙が殆ど出ないので、煙の嫌いな動物さんや飼い主様にお勧めです。但し、施灸している間に、消えかけた熱い炭が身体に落ちることがあり、動物さんの身体とお灸の間に布を置いても、動物さんが火傷をすることがあるので、要注意⚠です!!
それと下の棒灸に比べると、炭だけあって時間と共にすごく熱くなりますので、熱すぎないかどうか、必ずマメにチェックしてあげてくださいね。下の棒灸は、もぐさとともに鎮静・鎮痛効果のある漢方薬がブレンドされている棒灸です。上のものと比較すると結構煙は出ます。ですが、その煙も嗅いでいると脳の血流が二倍になると言われています。(老犬・老猫・老人に良いですよね!)
炭の棒灸と比べると火傷の頻度は低いですが、やはり動物さんに火傷をさせないように、くれぐれもご注意⚠くださいね!
※動物さんたちがごぞごぞしている時は、じっとしている事に飽きた時もあれば、熱い!!と感じている時もありますので気をつけてあげてくださいね。
去年10月に引き続き、第2回めの『中医学セミナー』を、6月16日(土)に名古屋のリリー動物病院にて開催致します。
そもそもこのセミナーは、椎間板ヘルニアの鍼灸治療でワンちゃんを連れてきて下さっていたSさんに「中医学を勉強したいんですけど、いいセミナーないですか?!」と聞かれた時に、「私で宜しければ、やらせて頂きますが・・。」というところから始まりました。
皆さんお忙しい中、時間を割いて名古屋まで来て下さるので、「参加者して下さった方々に行って良かったな~。と思って頂けるようにしなくては!!」と、気合だけは十分入っています(笑)。
今回のセミナーは2回目ということもあり、「そもそも中医学は、どういう考え方で成り立っているのか(総論)というお話の後、各論をおおまかにご説明し、その中の『陰陽五行論』のうちの『陰陽論』をご説明しようと思います。そしてお家でもやって頂けるような簡単な気功を皆さんと楽しくできたらな~と思います。
ただ、前回と今回で大きく違う事と言えば・・・
この5~6年の間、人様の前でお話させて頂く機会が結構ありましたが、毎回副院長の水出先生が、頼まなくてもちゃんと私のタイムスケジュールを作ってくれて、パワポも作成してくれてました。そしてセミナーの練習にも付き合ってくれてたのです。(感謝~♡♡)
ところが今の時期はフィラリア予防と狂犬病のワクチンで忙しいので、水出先生の手を借りることなくやらなくてはならない!!ということです。ですので申し訳ないのですが、当日のセミナーはパワポなしで私の手作りの資料だけ、もしくはホワイトボードを使っていこうと思っています。
さて、水出先生は私の一回り年下なんですが、先ほどもお伝えした通りいつも私の面倒をみてくれるので、私と水出先生の関係は、『のび太とドラえもんの関係』とおんなじなんですね(苦笑)。
そしてこの『のび太とドラえもんの関係』は、中医学的な観点から見てみると『陰陽五行論』の『五行論』でいうところの、「母子の関係」と言えます。
例えば、私が『肝』であったら、彼女はその親である『腎』になります。肝は五行でいうところの『木;もく』であり、腎は『水;すい』になります。(下図を参照してくださいね)
『木;き』が育つ為には『水;みず』が必要なので、『水(腎)』は『木(肝)』の母親として、母(腎)が子(肝)を助ける関係にあるのですね。ですので肝と腎は母子関係にあると言えるのです。それは他の臓でも同じことが言えます。(これを“相生関係;そうせいかんけい”といいます。)
中医学では、西洋医学のように、それぞれの臓器や器官を独立したものとして考えるのではなく、「私達の身体は一つの有機体であり、どの臓もどの器官もお互い助けたり助けられたり、はたまた抑制したりしながら、平衡状態を保っている。」という事に基づいて病気の診断や治療をするんですね~。
ですので、知れば知るほど、「中医学って面白いな~。」と思います。
中医学は、西洋医学とは全く異なる観点で病気を診るのですが、今お話した肝と腎の母子関係にしてもその母子の関係を利用して治療していくと改善したりするので、ちゃんとつじつまが合ってるんですね!
昨日(15日)は新月でしたね・・・。
『お陰様で6月16日(土)は、受講して下さった方々に満足して頂けるようなセミナーが出来ました。それから明日も病院に来て下さる動物と飼い主さまが元気になりました。ありがとうございました。そうなりました。出来ました。出来ました。』と、新月や満月の日にこうやって過去形でお願いすると、夢が叶うそうですよ~。
それでは皆様、ごきげんよう(^^)~!
◇◇◇
名古屋の看護師芝原さんに顔晴ってもらって、今日チラシが出来上がりました!
どうか出席して下さる皆様のお役に立てるようなセミナーになりますように~・・。という感じです。
◇◇◇
私の家にずっと貼ってありましたが、かなり汚れてきたのでこの度新しく購入したのがこれです。
可愛い色で染色されていて、とても気に入りました!
看護師の芝原さんに「見てみて!これ可愛いでしょう~!!」と言ったら、「・・・」返事が返ってきませんでした(笑)。
私的にはとっても気に入ったんだけどな~・・・。
◇◇◇
くるみちゃんは大きな病院で一旦検査をしてもらい、腫瘍の疑い濃厚と言われました。
更に麻酔をかけて突っ込んだ検査をするのは怖いということで、検査は止めて「少しでも食欲が出てくれたら・・。」という思いで、先日お連れになりました。
Mさんは、お腹を空かせた野良猫をほおってはおけず、気がついたらこの15年間で14頭になっていたそうです。
その間も多くの猫ちゃんを見送ったというMさん。
「Mさん、絶対にその子たちはMさんの事見守ってくれてますよ~。猫の恩返しって、きっとあると思いますもん。」とくるみちゃんにお灸をしながら二人でそんな話をしてました。
前回のよもやま話で、しっぽの付け根に『肛門周囲腺腫』という腫瘍が出来ているソラちゃんの話をさせて頂きました。
ソラちゃんは14歳のロングチワワさんです。
もともと首の椎間板ヘルニアの鍼灸治療をさせて頂いていたのですが、二年前にソラちゃんの細いしっぽに大きな腫瘍があることに気づき、腫瘍の摘出はせずに、腫瘍を小さくするのを目的とした「去勢手術」をすることになりました。
ですが、手術直前になってソラちゃんに手術のリスクがあることが分かったので、手術は断念して、鍼灸治療のみで様子を見ていくことになりました。
今日は、二年間ソラちゃんの腫瘍の治療をさせて頂いて、ソラちゃんから学ばせて頂いたことをご報告したいと思います。
最初の10か月間は、『皮内針』と言って、後ろ足の「足三里」というツボに、5㎜~7㎜の短い針を入れっぱなしにしする手法を使っていました。そして腫瘍の大きさを経時的に測りながら様子を見ていったのですね。(写真参照)。
その後、『皮内針』を取り外し、腫瘍の原因となる『瘀血・おけつ(血の滞り)』を取ることに専念した治療に変えていきました。
治療していくうちに、最大5㎝だった腫瘍は、3.2㎝まで小さくなりましたが、大きくなったり小さくなったりを繰り返していました。計測表を見ていくうちに、〝腫瘍の大きさの変動とソラちゃんの精神状態に深い関係″があることに気づきました。
とにかくソラちゃんはお母さんのことが大好きなので、お母さんが体調を崩して寝込まれると、ソラちゃんは心配になって腫瘍が大きくなり、快復されると小さくなる・・。そしてお母さんが沖縄にいらっしゃる娘さんに逢いに行かれると、その淋しさでまた大きくなる・・。ということを繰り返していたのですね。
今は、お母さんと一緒にいる時間が長くなったこともあり、ここのところ3.4㎝で落ち着いています。(もう少し小さくなってくれたらな~・・と思ってはいますが。)
3000年前から『心身一如(心と身体は繋がっている)』と言われてきましたが、それは人間に限ったことではなく、ワンちゃんでもそういう事が言えることがこれで証明されました。
そして、ソラちゃんのように、飼い主様と動物は人間の親と子のように見えない太いパイプで繋がっているので、そのパイプが太ければ太いほど(絆が深ければ深いほど)、そういった現象が起こるのだと思います。
このことは、ワンちゃんに限ったことではなく、猫ちゃんだって、ハムスターさんだって、こういった事を感じた場面が今までに何度もありました。
だからと言って・・・「一緒に生活する動物たちに淋しい思いをさせてはならない!だから絶対に離れてはいけない!」とか、「彼らには感情があり、人間と感性が似ている」という理由で、必要以上に過保護になるのが好ましいとは決して思っていません。
ですが、ご縁あってこうして動物たちと巡り合い、そして飼い主さまを心配したりするその心の持ちようで身体にまで変調を来してしまうような愛しい動物たちを大切にして頂きたいな~と思います(^^)♡。
以上、長くなりましたが、『心と身体は繋がっている!飼い主様と動物も繋がっている!』のご報告を終わります(^^)。
◇◇◇
お母さん(Tさん)が体調を壊された時やご旅行に行かれた時に、ソラちゃんの腫瘍は大きくなっています。
ソラちゃんとTさん ソラちゃんはお母さんのことが大好きです(^^)!
そしてソラちゃんを見つめるTさんのまなざしもいつも優しいです♡。
前回のよもやま話で、中医学のベースとなる理論について簡単にご説明させて頂きました。
そこで『心身一如』(心と身体は繋がっていること)についても触れました。
今日はそう感じる場面は人に限った事ではなく、動物たちにもあるという例を皆様にお伝えしようと思います。
例えば嫌いな猫と同居している猫ちゃんが、ストレスの為に背中の毛の殆どが抜けてしまったり、大好きな飼い主様の取り合いで、留守中ライバル犬?に威嚇され続けたそのストレスで、緑内障になってしまったワンちゃんなど、今まで「人間のみならず動物たちも心と身体が繋がってるんだな~。」と思わせるような子が結構いました。
今回は飼い主さまがご旅行に出かけたり、飼い主様の体調が悪くなってしまうと、心配が高じて腫瘍が大きくなってしまうワンちゃんの症例をご報告しますね。(掲載させて頂くことは飼い主様からご承諾済みです。)
その子は、T.ソラちゃんという可愛い14歳のロングチワワさん、男の子です。
ソラちゃんは、子供の時から眼の手術をしたり、原因不明の血便が続いたりと大変な子でしたが、歳を重ねるごとに落ち着いてきて、年に一回のワクチンの時にお逢いするくらいになりました。
ところが、9歳の時に突然椎間板ヘルニアになり、また鍼灸治療で通院して頂くことになりました。
良くなっては再発し、また良くなって・・を繰り返した後、月に一回のメンテナンスの治療になった3年前のある日、ソラちゃんのしっぽの付け根に大きな腫瘍があるのを発見しました。
しっぽの付け根にできる腫瘍で悪性のものもありますが、検査の結果、ソラちゃんは良性の『肛門周囲腺腫』であることが分かりました。
ただ、普通『肛門周囲腺腫』と言えば、病名通り、肛門の周りにできることが多いのですが、ソラちゃんはしっぽの付け根に出来ていたのですね。
Tさんは「一旦様子を見たい」とのことでしたが、ある時期から急に大きくなった為、手術に踏み切ることになりました。ただ、腫瘍が大きいだけに、もしかしたらしっぽを一緒に取ることになるかも知れないことをお伝えしたところ、まずは一旦『去勢手術』をして、様子を見ましょう!」ということになりました。(この病気は去勢して男性ホルモンの分泌を止めてしまえば、95%の子の腫瘍が小さくなる為、それを期待したわけです。)
ですが、手術前に麻酔を掛けて毛刈りをした時、ソラちゃんが大変な体質であることに気づきました。
毛刈りしたペニスの周りの皮膚に、『紫斑(しはん)』という紫色の斑点がいっぱい出来ているではありませんか!?
『紫斑』というのは、皮膚や皮下織内に出血した為に起こる点状の赤紫色の斑点のことです。
その原因はさまざまであり、
①血管に問題がある場合
②血管以外の組織に問題がある場合
③出血した時にそれを止める成分(主に血小板)が減少する場合
の三つに分かれます。
ソラちゃんの場合、その後三度に及ぶ血液凝固検査の値が正常値のギリギリだったことから、上の③の可能性が高いということになり、「もし、手術すると出血が止まらなくなるような、突発性の大きな病気の可能性が高い為、今後は要観察、そして当分の間手術は見合わせる。」ということになりました。
三回目の検査は首から採血したのですが、翌日首を見たら、そこにも『紫斑』が出来ていました。それで、「もう手術は考えないで、鍼灸治療で様子を見ましょうか。」というところに落ち着きました。
あらまっ、気が付いたら、かなり長~~くなってしまいましたね!
ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございましたm(_ _)m。
続きは次回、ということで・・・かなり暖かくなりましたが、昼夜の温度差が激しい今日この頃、皆様も動物さん達も・・体調管理の方、よろしくお願いしますね~(^^)!
ではでは~・・・。
◇◇◇
「きゃ~、可愛いい♡!」って思わず声が出ますね!!
今は社会人になって活躍なさっている娘さんに抱っこしてもらってパシャ!!
二週間前はもっと平たくて、大きさも変わらずに安定していたのですが、お母さんの具合が悪くなって数日寝込んだ時に、一気に分厚くなりそして大きくなってしまいました。
中医学で診断・治療を行う際に一番基本となる考え方として、『整体観念』というものがあります。
それには二つの解釈があります。
- 私たちの身体を一つの有機体ととらえて、一つ一つの組織は独立した存在ではなく、互いに連絡を取り合いながら、人体を構成している。という考え方です。
(ですので、私たちの肝・心・脾・肺・腎は、実はそれぞれが繋がっていて連絡しあいながら生きているというふうに考えるのですね。これと同じ事を、去年NHKの番組が取り上げてましたね!)- もう一つは、私たちの身体が小宇宙だとしたら、自然界は大宇宙に当たるので、「身体と自然界は繋がっている!」という考え方です。つまり私たちは自然界の影響を常に受けながら生活しているということになります。
この考え方は、患者動物の診断をする上で決して無視はできないものです。(身体と自然界は繋がっているというこの考え方を『天人合一』と言います。)
そして、これらと似た考え方で、中医学の基本として考えられているもう一つの理論に、『心身一如』というものがあります。
これは、読んで字の如く、「精神と肉体は一体のもので分けることができず、一つのものの両面である。」という意味です。即ち「心と身体は繋がっている」という意味です。
かれこれ30年くらい前の話になりますが、私が在籍していた北里大学の剣道部の部旗には、『心身一如』と書かれていました。
当時の剣道部には、地元十和田市で警察官として活躍されていた吉田先生という師範がおられました。
吉田先生は、とても博学な方でいらっしゃいましたので、いつも稽古の後で私たち学生にいろんなお話をして下さっていました。
お恥ずかしいことに、私自身がむしゃらに稽古に励んではおりましたが、『物事の本質を捉える力』に欠けていた為、先生のお話の半分も理解することが出来ずに卒業してしまいました。今思うと「本当にもったいない事をしたな~・・。」と思います。吉田先生がご存命であったら、今正にお聞きしたい話ばかりだったと思います。
さて、『心身一如』・・・「心と身体は繋がっている」という今日のテーマですが、この事は、実生活の中で皆さんの中にも経験された方が結構いらっしゃるのではないかな~と思います。
「大事な試験の前になると、緊張し過ぎて下痢になる。」とか、「他人に昔話をしている時、たまたま風邪気味ではあったけど、辛かった経験の事に触れると、急に激しく咳き込んでしまう。」・・・などなど。
本当に心と身体って、繋がってるんですよね・・・。
それは人間だけではなく、ワンちゃんや猫ちゃんたちも同様な現象が起きるんです!
今回は、ワンちゃんで起こったお話をご報告しようと思います。
・・・と思いましたが、ここまでお話するのに、結構長くなってしまいましたので、次回、尾っぽの腫瘍で鍼灸治療をさせて頂いているワンちゃんのお話をさせて頂こうと思います。
そのワンちゃんの精神状態如何で、腫瘍が大きくなったり、小さくなったりする症例をお伝えしますね!
それでは今日はこの辺で~。
◇◇◇
早朝に気功(行功)しながら藤成神明社に行き、その後病院の手前で必ずこの梅を眺めてから病院に入ります。
日に日に咲き誇ってくる梅の花を眺めては、朝から癒されています。
こんにちは、梅も咲き始めて、ようやく春の兆しを感じる今日この頃ですが皆様お元気でお過ごしですか?!
今回は、去年の12月31日の『よもやま話』、『冬;生活の中でお勧めしたいことと摂ると良い食品・・①』の補足を書かせて頂きますね!
その『よもやま話』で、永島知子先生主催の医師三人のセミナーについて触れていたと思います。
その時、一番最初に講演された永島知子先生のお話で結構為になるな~と感じたことが数点ありました。特に印象に残っていたのは、「家族(もちろん本人も)が手術を受けることになった時、手術をする病院の氏神神社にお参りに行くと、手術の成功率がかなり高いらしい。」ということでした。
私の母が13年ほど前に、甲状腺摘出術を受けたので、その時に知っていたら、絶対に名古屋市立大学病院の氏神神社を参拝していたと思います。(とは言え、お陰様で手術も無事終わり今も母は元気ですが。)
「このことを是非皆様にお伝えしなくては!!」と思いつつ、忙しさに取り紛れてご報告が遅くなってしまいました。
病気がないに越したことはないのですが、大事なご家族や動物たちが手術を受けることになった時、宜しければ、その病院がある氏神神社に参拝に行ってきてくださいね!
この度私は、知子先生の人間的な魅力に魅了されて、5月にこの講演会に出席させて頂いたのですが、その後知子先生も理事を勤めてらっしゃる『ホリスティック医学研究会』にも入会させて頂くことになりました。
先日、その会報誌が届いたのでざっと読んだところ、ある会員の先生(歯科医)の『氏神神社』に関する投稿がありました。
「氏神神社は、居住地域で崇敬されている鎮守神や出生地で崇敬されている産土神と混同して呼称されているようだが、居住地域の鎮守神を定期的に参拝すると、氏神神社との霊的なご縁ができて、氏神さまがお家をお守りくださる。」とのことでした。
・・と、ここまで書いて自分を振り返ってみると、幼い頃から実家の近くの神社で遊んでいた時「ここにはきっと神様がいるんだろうな~。」と思いながら遊んでましたし、祖父母達のお葬式は、全部仏式でした。そしてクリスマスは当たり前のようにお祝いをしていたので、「日本人がよく言われる様に、私も宗教に関して一貫性がないな~・・。」と思いました(苦笑)。
ですが「目には見えないけど、そういう神のような存在はきっとある!!」と思うところは、一貫してると思います。(証拠はありませんが・・。)
先日、ある飼い主様とお話をしていて、「もう今は、『神様が見てるから悪いことをすると、罰があたる!』っていう言葉は死語になっちゃいましたね~!」というところで、意気投合しました。
保護犬(飼い主に捨てられたり、その他の理由で保護管理センターに入れられた犬)を里親に渡すまでの間、その子たちのお世話のボランティアをしている方やペットショップの元スタッフさんからお話をお聞きすると、耳を塞ぎたくなるような、弱い立場の犬に対する残虐な行為を聞くことがあります。(全てのペットショップでそういう行為をしているわけではないと思いますが・・。)
その度に「そういう人達は、罪の意識は全くないのか?!」「自分がその犬の立場だったら?!なんてことは考えたことがないのか?!」「いつになったら、そういう行為はなくなるのか・・・!?」 と怒りの気持ちでいっぱいになります。
あっ・・・話がずれてしまいましたね・・。
氏神神社参拝のご利益の話をしてたんでしたね!ごめんなさいです。
最後はタイトルと無関係になってしまいましたが、弱い立場の動物たちや幼い人間の子供たちが辛い目に合うことのないような社会にしていきたいものですね!!
そうそう・・氏神神社が分からない時は、ネットかもしくはその土地の区役所に問い合わせると分かります。
それでは今日はこの辺で~。
◇◇◇
「もう今は、神様が見てるから、悪い事をすると罰があたるって言う言葉は、死語になっちゃいましたね!」とHさんと意気投合してしまいました。
ルイスちゃんは、2年前に下痢と何となく元気がないとの事でお見えになったのですが、今は調子も良くなったので、月に一回メンテナンスの為にお見えになります。
今回みたいに2人で話が盛り上がると、「治療も終わった事だし、僕もう飽きたんですけど〜。」とでも言いたげな顔をいつもします。反省反省(苦笑)!!
私の小さい頃は、女の子が外遊びをしても今ほど危険ではない時代でしたので、ここに来ては毎日友達と暗くなるまで、遊んでいました。
今は、良い治療が出来ますように✨✨と、たまに来させて頂いています。(定期的ではないのですが・・。)
肝臓と腎臓の検査と治療で10年前から通院して下さってるT・ななちゃんです。(と看護師)
当時小学校低学年だったお孫さんはもう高校生になりました。
ななちゃんはお孫さんの一つ年上でいつも2人は姉妹のようにくっついて育ったとのことでした(^ ^)。
こんにちは、リリー動物病院 東洋医学クリニックの看護師 柴原です(^^)
皆様にご自宅でやっていただいているお灸ですが、
棒灸が短くなると、棒灸ヘルパーの金具に引っかからなくなってしまいます。
このまま捨ててしまうのはもったいないですよね(>_<) そこで今回は使えなくなった棒灸を無駄なく使う方法を2つご紹介させていただきます(*^_^*)
◇◇◇
ひとつめは棒灸と棒灸をテープでつなげて使う方法です★
(太乙薬條・irodori適用)
① まず用意して頂くものが、なるべく強力なテープ。
写真では分かりやすいようにカラーテープで巻いていますが、
ガムテープがオススメです!(当院では医療用の紙テープを使っています。)
② 新しい棒灸と古い棒灸(使って燃えた部分は綺麗に切りとって下さい)をテープで、ぐるぐる巻きます。
巻いた後は、ぐらつかないか必ず確認して下さい。
あとは、今まで通り棒灸ヘルパーに差し込んで使うだけです(^^)/
※テープの手前まで使ったら、テープの巻いてある部分はハサミで切って使っていって下さい。
(異常燃焼の原因になります。)
◇◇◇
ふたつめは温灸ホルダーを使っていただく方法です★
(太乙薬條・irodori・スモークレス適用)
温灸ホルダーは中に短くなった棒灸を入れてお使い頂く道具です。
調節可能なゴムひもが付いているので、腰や脚などに装着できます♪
② このように金具に棒灸を挟みます。
金具の幅は調節可能です!
③ 蓋をしっかり閉めていただき、
温度は横と上の空気穴を使って調節できます。
④ 使う時は赤い袋に入れて使いましょう(^^)/
※赤い布には遠赤外線作用があり、効率を良くします。そして火傷防止の役割もあります★
◇◇◇
これで棒灸を無駄なく使うことができます★
棒灸をお使いになられる際は、火事・火傷に十分にお気を付け下さい(^^)