『続 腎(腎臓)のお話』
以下のものは、院長が当院のLINEに投稿したものになります。
※こむぎちゃん🐶お写真のご協力ありがとうございました!
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こんばんは!
暑さはまだまだ厳しいですが、皆さまお元気でお過ごしですか?!
さて、前回は腎(腎臓)のお話をさせて頂きました。
西洋医学的には、基本的には腎臓イコール「泌尿器」なので、腎臓で血液をろ過して必要なものは再吸収して不要なもの(老廃物)は水分と一緒におしっことして、出すのですが、中医学的には、「泌尿器」の役割の他、「生長」や「骨」「免疫」そして「生殖器」にも関わる。んですね!
本当に「中医学」は、西洋医学的な観点からすると「え~!?」という話が結構あります。
ですが、私が西洋医学の獣医をして、その後こうして鍼灸中心の「中医学の獣医」として働いていると、いろいろ頷ける場面に遭遇するんですね~・・。
例えば・・・
◉ブリーダーさんの所で、過剰過ぎる出産を繰り返して来た女のワンちゃんは、同じ年齢の未経産の女のワンちゃんと比べると、膀胱炎や尿道結石など泌尿器の問題になり易かったり、罹った時も治りにくい傾向にある。
◉病気の予防として子宮と卵巣、睾丸を取った子達は、取っていない子達よりも尿漏れになり易い。
◉これは兎さんの飼い主さんにお聞きしたことですが、同じように2匹(羽)飼っていても、卵巣と子宮の摘出手術をした子とそうでない子と比較すると摘出手術をした子の方が寒がりなんだそうです。
先ほどの最後の兎さんのお話は、腎臓の力(腎陽と腎陰)の話に繋がります。
・・・「腎陽」とは、体を温める力であり、卵巣や子宮を取ってしまうと腎の力が弱くなるので、体を温める力も弱くなる。ということです。
まだ続きを書きたいのですが、最近私は新しい事を始めましたので、そろそろ家を出なくてはなりません。
中途半端な掲載で申し訳ありません・・。
「新しいこと」は趣味ですが、仕事にも繋がればいいな~と思っています。
それでは皆さま、暑くて湿気の多い時期ですが、どうぞお元気でお過ごしくださいね~😄♫