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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

わんちゃんの老化のサイン

今回は、わんちゃんの老化について考えてみたいと思います。

高齢期になると、見た目や行動に色々なサインが現れます。

長年一緒に暮らしてきた愛犬が若い頃とは少しずつ変わってくる。

少し切なくなりますが、ともに重ねた時間はとても大切なものですよね(^_^)

そんな大切な愛犬だからこそ、老化のサインを受け取って、しっかりとケアをしてあげましょう。

 

〈わんちゃんの老化〉

老化の始まりは、だいたい大型犬で7歳くらい~、小・中型犬で9歳ぐらい~と言われています。

 

☑老化のサイン

マズルや顔の他の部分に白い毛が出始める

一番最初にわかりやすく出てくる老化のサイン。

白い部分の増えたシニア犬のお顔は優しくて、子犬とは違う愛らしさがありますよね(^^)

(マズルとは、の口の周りから鼻先部分のこと)

 

食べ物の好き嫌いが増え、小食になる

人間と同じように、わんちゃんも年を取ると食の嗜好が変わったり、

あまりたくさん食べれなくなったりします。

若い頃と同じだけ食べさせてしまうと老化によって基礎代謝が落ち運動量も少ないため、

肥満になる可能性が高くなります。

肥満は内臓系の病気だけでなく、関節にも負担が掛かります。

フードをシニア用に変えたり、適切な量を加減するなど対策をしてあげましょう。

 

トイレの回数が増える

わんちゃんは年をとって来ると、長い間オシッコを我慢することが難しくなってきます。

外に出す回数を増やしたり、トイレシーツをまめに交換するなど気を付けてあげましょう。

色の薄いオシッコが大量に出るようになった場合は腎臓の病気や糖尿病も考えられます。

早期に病院でチェックしてもらいましょう。

 

名前を呼ばれたり、物音がしても反応が薄くなる

わんちゃんが老化により、耳が遠くなってきたサイン。

名前を呼んでも反応してくれなくなってしまうのは寂しいことですが、

外からの刺激に過剰に反応する必要がなくなるのはシニア犬にとっては心の安らぎでもあります。

 

愛犬の老化のサイン、いつもと違う変化にいち早く気づいてあげることで早めに対処していくことができます。わんちゃんにとって頼れるのは飼い主さまだけなので、しっかりサポートしてなるべく一緒にいる時間を増やしてあげましょう(^^)


文責:齋藤

(わんちゃんホンポより引用)

2019年 7月 25日掲載
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