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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

鳴き方がいつもと違う?

お家のワンちゃん猫ちゃんの鳴き方が、いつもと違うと感じたことはありませんか?

もしかしたら、それは次のような事が原因なのかもしれません。

 

*原因*

①発情

特にメスの猫ちゃんは、夜中に「ウァーオ、ウァーオ」というような特徴的な大きな声で鳴きます。

これは、猫ちゃんが交尾を求めて鳴く声だと言われています。

②痛み

歯周病や口内炎には、非常に強い痛みを伴う事があります。

食事中に「ギャー」という奇声を発する場合は口腔内の痛みが考えられるでしょう。

また、椎間板の病気にかかっている場合は、排便時や抱き上げた際に声をあげることがあります。

③興奮

激しく怒った時、威嚇する時に「ウー」というような、うなり声を発します。

④分離不安

主にワンちゃんでみられます。

飼い主さんが留守にしている間、飼い主さんと離れた不安からずっと鳴きつづけるというものです。

⑤認知症

意味もなくうろついて、夜通し鳴きつづけたりします。

⑥気管虚脱・軟口蓋(なんこうがい)の異常

気管虚脱は小型犬、軟口蓋の異常は短頭種のワンちゃんによくみられる病気です。

「ガーガー」とアヒルやカモが鳴くような声を発するのが特徴です。

 

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観察のポイントとしては、どのような状況にあるときに聞きなれない声を発するかという事です。

食事中、運動したあと、興奮した時など、どのような状況下で鳴いているか観察してみましょう。

 

鳴き声が病気を見分けるヒントになることもあります。

気になることがございましたら、ぜひ一度ご相談ください(*^^*)

 

 

参考文献:イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科

文責:看護士 鳥居

 

2015年 7月 04日掲載
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