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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

犬のボディランゲージ

動物達は人間と違い言葉を話せません。

しかし、ボディランゲージ(表情や行動)によっていろいろな事を伝えてくれます。

動物達のボディランゲージを“カーミングシグナル”といいます。

今回はワンちゃんのカーミングシグナルについていくつかご紹介したいと思います。

 

・あくび ⇒ 緊張のサイン

病院で診察室に入ってしばらくたつと、ワンちゃんがやたらとあくびを連発・・・このような経験はありませんか?

これは眠くなった、退屈しているという事ではなく、高まってきた緊張をほぐすための行動です(人間で言ったら溜息かな?)

また、相手に対して「まあまあ、ちょっと落ち着いて・・・嫌な事はやめようよ」というようなメッセージを伝えるシグナルでもあります。

あなたがイライラした時にワンちゃんのあくびが目につくようなら、ちょっと慰めてくれているのかも?

 

・目をそらす ⇒ 緊張 敵意が無い事を示す

「こら!こんなことしちゃだめでしょ!」と怒られているのに、プイッとそっぽを向く。

これは「悪いことしようと思ってないんだ」「ごめんなさい、そんなに怒らないで・・」というシグナルです。

反抗していたりふてくされているのではないので、怒らないで上げて下さいね。

 

・鼻でちょっとつついてすぐに飛び退く ⇒ 遊びに誘う

この行動をとる時、大抵のワンちゃんは楽しそうに目をキラキラさせているので、解りやすいですね。

「ねえねえ、遊ぼうよ!」「一緒に楽しい事をしようよ!」というシグナルです。

飼い主さんにこれをしてきたときは、思いっきり遊んであげて下さいね。

ドックランなどで大きな子が小さな子にすると、パワーがあり過ぎてコロコロ転がって相手をびっくりさせてしまうかもしれません。

でも決して本人には意地悪な気持ちがあるのではなく、「大好き!遊びたい!」と思っているので、どうか大目に見てあげて下さい。

ご自分のワンちゃんが嫌がる相手にしつこくしているようならやんわりとなだめて他の楽しい事に気をそらしてあげましょう。

 

 

文責:水出

 

2015年 5月 26日掲載
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