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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

熱中症の応急処置☆

まだまだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?

今回は、熱中症になってしまった時の応急処置についてお話します。

熱中症は、こまめな水分補給や気温が低い時にお散歩するなど予防が大切になりますが、もしもの時に備えて覚えておくと良いでしょう。

 

①涼しい場所に移動させる。

②意識がある場合は、飲みたいだけ水を与える。

③水で体を冷やす。

④濡らしたタオル、保冷剤で冷やしながら動物病院へ

 

保冷剤がすぐ手に入らない時は、ご家庭の冷凍庫にあるミックスベジタブルなどの冷凍食品などでも代わりになります。

氷のう・保冷剤で体を冷やす際は、血液の流れの多い場所(頭・首・足の付け根)などを重点的に冷やすようにしましょう。

 

ポイントとしては、体温は39度を目安に冷やすことです。

体を冷やし始めたら、頻繁に体温の測定をするようにしましょう。

また、凍傷を起こさないよう、保冷剤はタオルで包んで使用しましょう。

※ワンちゃんの体温測定は人とは違い、肛門に体温計をさして測ります。

 

あくまでも緊急時の対応です。

病院にお電話がつながる時は、連絡を取りながら対応して下さいね(*^^*)

 

参考文献:イラストでみる犬の応急手当

文責:看護士 鳥居

2014年 8月 25日掲載
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