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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

膿皮症のお話

 

●膿皮症とは
温度・湿度の高い梅雨から夏にかけてよく見られる病気の一つとして「膿皮症(のうひしょう)」という病気があります。この病気になると、皮膚の表面や毛穴の部分がポツポツと赤くなったり、膨らんだりします。かゆみの為、なめたり掻いたりする仕草もみられます。

●膿皮症の原因は?
この原因は細菌(主に黄色ブドウ球菌)の感染によるものです。
膿皮症は気候やストレスなどの何らかの理由によって皮膚の免疫力・抵抗力が低下し、通常の状態よりも細菌が異常に増殖してしまっている状態です。

 

●予防法
皮膚を清潔に、乾燥させておく事が予防につながります。ただし、シャンプーのしすぎも皮膚の抵抗力を低下させることがあります。間隔は3~4週間に一度くらいがベストでしょう。
また、長毛種の子は夏場だけでも短く毛をカットしてしまうのも良いでしょう。汚れがつきにくい、毛玉の防止、湿気がこもりにくいなどのメリットがあります。
それでも膿皮症になってしまった場合は治療が必要になります。気になる症状がある場合は病院で診察をうけてみてください。

2006年 6月 13日掲載
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