アニマルコミュニケーション
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アニマルコミュニケーションをすることになったきっかけ
日々の診療の中で、特に末期の患者さんを診せて頂いていると、「実際のところ、この子は心から治療をしたがっているのだろうか・・・。」 と言う疑問が湧いて来る場面が多くあります。
ある末期癌の患者さんは、抗癌剤を使ったが故に明らかに癌が小さくなり、そして延命でき、その間その子は飼い主様と一緒にいる時間が増えました。
その時私は 「最終的に〇〇ちゃんは亡くなってしまったけど、元気な状態が長く続いたし、苦しむ期間も短かったので、治療させて頂いて本当に良かった!!」 と思いました。
しかし、いつもこの様な理想的な形を取るとは限りません。
癌の種類や患者さん自身の体の状態、そして使う抗癌剤によっては、副作用で苦しむ事もあり、「本当に抗癌剤を使うべきだったのだろうか・・・?! 飼い主様との話し合いの元で決断した事とは言え、却って使わない方が良かったのではないか・・・。」 と思う事もありました。
そしてその子も 「こんな治療して欲しくなかった・・・・。」と言っている様な気がして、何年経ってもそう言っているその子の顔が浮かんできていました。
その度に 「この子(患者さん)達の気持ちを知ることが出来たらどんなに良いだろう・・・。」と、思っていたのです。
そんな折り、あるワンちゃんの飼い主様が、ご自分のワンちゃんの声をアメリカのローレン・マッコール先生を通じてお聞きになった事がありました。
その時の様子をお聞きして、私の中で稲妻が走る様な物を感じたのです。
「もしかして、この人(ローレン先生)は、本物じゃないだろうか!!」と。
その数か月後に、再びローレン先生が来日されたので、早速 『ローレン先生のアニマルコミュニケーション講座』を受けに行き、今に至っております。

ローレン・マッコール先生

ローレン先生のご著書